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【電験三種合格体験記#4】試験直前や当日の試験で気をつけたいこと

電験三種合格体験記第4話

前回の体験記#3で紹介したような勉強を続けていくと、記憶が定着し、確実に実力がついてきます。

そのような状態になると、あとは実際の試験に向けて調整していくことになります。

今回は体験記#4として、試験直前や当日に気をつけた方が良いことをお伝えしていきます。

たくさん勉強をして合格できる実力が付いたとしても、実際の試験で失敗してしまっては全てが水の泡になります。

私の経験から当日までにすべきことをまとめましたので、これから受験する方は参考にしてみてください。

電験三種体験記一覧_第4話

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試験1か月前から前日までにすべきこと

試験の1か月前から前日までにすべきことをまとめると以下になります。

1.試験時間に慣れておく
2.予想問題集を解く
3.試験会場の下見
4.持ち物の準備

過去問で時間配分に慣れておく

ほとんどの方が実施されていると思いますが、大切なことなので触れておきます。

実際の試験時間に合わせて、何分で問題を解くことができるか慣れておくことが必要です。

時間ギリギリではなく、「再度解答に間違いがないかの確認」、さらに余裕があれば「分からない問題にチャレンジする時間」は確保したいところです。

過去問を解く際の点数に関しては80点以上あればひとまず安心ではないでしょうか。

私の場合

最初は時間を気にせずに過去問を解く

1ヵ月前ぐらいから時間を図って過去問を解く

2週間前から予想問題集を解く

苦手なところを学習

時間を図る時は、予想問題集についていたマークシートをコピーして使用し、試験と似たような状態で問題を解いていました。

マークシート付き問題集

シマタケ
平日は仕事のため、過去問はある年の1科目や2科目するのが限界でした。
そのため、休日はたくさんの過去問を解きました。

予想問題集を解く

予想問題集_電力ネットでは必要ないと書かれていることもあり、賛否両論あると思いますが、私は購入しました。

理由は2つです。

・過去問の答えを覚えてしまうほど、繰り返し学習した
・似たような問題が出ない時に対応できる力があるのか、実力を確認したかった

結果的に、予想問題集を購入した年に合格しています。

シマタケ
予想問題集にはマークシートがついているモノがありますので、それをコピーして過去問に利用できたのも良かったです。

試験会場は下見をしておく

初めて行く会場の場合は、事前に試験会場となる場所、駅や電車、近くにコンビニがあるか、車で行く場合は近くにパーキングエリアがあるか確認した方が良いです。

当日は迷子になったり、電車時刻やパーキングエリアなどを調べていたりすると遅刻する可能性があります。

最悪の場合、大幅に遅刻してしまった時は入室できなくなります。

シマタケ
私が住んでいる地域では試験会場が隣の県でした。 地味に遠いので下見は迷いましたが、初めて受験した時は観光もかねて、見に行きました。

持ち物は前日に準備する

試験に限らず、仕事でもいえる事です。

前日に準備することを強くオススメします。

持って行くもの

・受験票
・筆記用具
・時計
・電卓
・参考書、ノート
・昼食

当日に持ち物を準備すると慌てたり、忘れ物をしたりする可能性があります。

時間のある前日に準備するのがおススメです。

中でも、電卓、消しゴム、シャーペンなどは2つずつ準備しておくのが良いです。

電卓の電池切れに注意です。

シマタケ
過去に消しゴムを忘れた経験があり、とても焦りました。
その時はシャーペンの上についている全然消えない消しゴムでマークシートを書き直し、何とか耐えました。

試験前日は詰め込み過ぎない

ここまできたら、あとは自分を信じるだけです。

出題範囲が広く、一夜漬けで何とかなる試験ではありません。

体調を整え、万全の状態で試験を受ける為にも、早く寝るのが良いです。

試験当日に気をつける事

当日は早く起きて時間に余裕を持って行動しましょう。

試験会場には30分前に

試験開始の30分前に会場へ行き、お手洗いを済ませ、雰囲気に慣れておきましょう。

1時間前など、もっと早く会場へ行っても良いと思います。

試験前の休憩

私の経験になりますが、試験直前に参考書を見ても読んだ部分が役に立ったことがありませんでした。

緊張しているせいか、全然頭に入ってきません。

苦手なところや公式を確認する程度が良く、休憩中に確認したところが出題されたラッキーです。

体力回復にチョコレートがおススメ

1日で4科目を受験すると体力と頭を消耗します。

試験と試験の間にミルクチョコレートを食べると良いです。

シマタケ
受験対策のニュースで紹介されていましたので、自分も試しました。
気持ち的にスッキリするような感じがします。

試験中に気をつける事

一番最初の問題が解けないと、焦ってしまいますが、分からないところは後回しです。

全体で60点以上あれば合格できるのですから、最初がダメでも問題ありません。

後で確認したい問題は目印をつける

あとで解くために、問題の番号部分に〇やバツなど目印をつけて目立つようにしておくと良いです。

シマタケ
私は不安な問題にも印をつけています。

分からない計算問題も解けることがある

試験の計算問題は選択式なので、逆算して解くことができることがあります。

諦めずに解くことが可能です。

分からない場合でも適当にマークシートに記入しましょう。

もしかしたら正解しているかもしれません。

すぐに途中退室しない

すぐに退室したくなりますが、試験時間を有効に使い、解答をもう一度確認するのが良いです。

記入間違いがないか確認し、これ以上粘っても意味がないと感じてから退室です。

シマタケ
次の教科を勉強しても頭に入らないし、範囲が広いので直前の勉強では 期待できませんので私は途中退室せずに最後まで試験の確認をしていました。

これから受験する方へ

頭の悪い私でも沢山勉強した結果、5年間かかりましたが合格できました。

しっかりと計画を立て、勉強すれば大丈夫です。

試験当日は時間に余裕をもって移動し、周りを気にせずに、焦らず自信をもって試験に挑んでください。

最後まで読んだ下さり、ありがとうございます。

陰ながら応援しています。

体験記の最後は私が電験三種に合格したあとの環境の変化について、書かせていただきました。

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シマタケ

共働きの子育て会社員。工場で15年間働く電気エンジニア。多数の国家資格を取得。施設や工場で働く方々が勉強できる、様々な悩みを解決できるサイトを目指しています。雑記記事も時々書きます。心理学を勉強中でメンタルケア心理士、行動心理士取得。

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