シマタケ(@shimatake_117)です。
機械保全技能士3級の参考書は見つかりましたか?
機械保全技能士電気系3級の情報は1級や2級より少なくないですよね。
そんな悩みを解決できる記事となっています。
なせばら、私は会社で機械保全技能士電気系の教育係を担当しており、3級の学科や実技も教えています。
その時に情報が少なく、参考書も全然なくて困っていましたが、無事合格しております。
この記事では私がお勧めする機械保全技能士(電気3級)の勉強法をご紹介します。
こんな方におすすめ
- 機械保全技能士 電気系3級の勉強方法を知りたい方
- 機械保全技能士 電気系3級のお勧め参考書を知りたい方
機械保全技能士(電気系3級)おすすめ勉強法
機械保全技能士電気系3級の出題形式は真偽法30問であり、○Xでの解答です。
ですので、過去問を何度も解くだけで十分に合格できます。
勉強方法
step
1問題を解く
最初は分からなくても良いので、解いてみます。
ある程度、保全系の作業をしている方なら分かる問題も多いと思います。
step
2間違ったところを理解する
問題を間違えたところをしっかりと学習すれば大丈夫です。
参考書の解説で載っていない場合はネットで調べると良いです。
あとは上記の方法を繰り返し、正解率を上げていくことになります。
ただし、ひとつ注意点があります。
以前は都道府県職業能力開発協会が実施していましたが、現在は公益社団法人日本プラントメンテナンス協会が実施しています。
2級や1級での学科では出題傾向が若干変わってきています。
出題傾向については「機械保全技能士(電気系2級)おすすめ参考書」に書きました。
昔の過去問だけでは心配ですので、最新の過去問もやりましょう。
平成28年から平成30年の3年間分は日本プラントメンテナス協会のサイトからダウンロードすることができます。
では、平成28年より以前を学習するための過去問は下記に紹介する参考書が必要となります。
機械保全技能士(電気系3級)おすすめ参考書
私が教えていた方々は3級は上記の最近の過去問に合わせて、下記の参考書1冊で学科試験、実技試験ともに合格できました。
これで合格!技能検定 機械保全 電気系保全作業学科・実技 1~3級対応
著者:岡本 裕生、中村 浩二
発行者:竹生 修己
出版社:オーム社
ページ数:300ページ
おすすめ度:(5)
また、この本には実技試験が詳しく書かれており、初心者の方でも理解しやすいと思います。
私の会社では実技試験の練習をするとき、この本を何度も使用しています。
実技試験を合格するために必須な1冊と言えます。
今回紹介させていただいた本の出版年が少し古いため、新品で購入される場合は価格が高くなっています。
安い値段で購入したい方は同じ出版社から発売されているもう一つの参考書をオススメします。
私が使用した(現在も教えるために使用している)参考書と図や写真などの内容が似ています。
日本プラントメンテナンス協会のサイトからダウンロードできる過去問と私が使用している参考書を合わせることで8年分の過去問を学習できます。
私が探した範囲では平成26年と平成27年の電気系3級の過去問は見つかりませんでしたが、これだけやれば出題傾向を把握できるでしょう。
過去問 | 入手方法 |
平成30年(2019年) | サイトからダウンロード |
平成29年(2018年) | サイトからダウンロード |
平成28年(2017年) | サイトからダウンロード |
平成27年(2016年) | なし |
平成26年(2015年) | なし |
平成25年(2014年) | 参考書 |
平成24年(2013年) | 参考書 |
平成23年(2012年) | 参考書 |
平成22年(2011年) | 参考書 |
平成21年(2010年) | 参考書 |
試験に合格するために
3級に合格するためには65点以上必要です。
過去問で80点~90点以上とれるようにしておきたいところです。
真偽法だからと言って、甘く見ていると足元をすくわれます。
ただ試験に受かるためではなく、実際に業務に取り組まれる方は合格後も役に立つ知識ですので、理解しながら勉強するのが良いと思います。
機械保全技能士を取得することで、保全の知識と技能が目に見える形になり、評価につながります。
ぜひ頑張って合格を目指してください。
少しでも参考になれば幸いです。
実技の練習が気になっている方は記事はこちらの記事をお読みください。
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初心者の方へ教えた時の機械保全電気系3級実技の練習手順(方法)
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資格の勉強で、やる気が下がっている方はこちらの記事をお読みください。
今回の情報が少しでも参考になれば嬉しいです。
ありがとうございました。