PLCのバッテリーを低下したままにしておくと、メーカーや機種によりますが、最悪の場合はプログラムやパラメータなどが消失します。
そのため、バッテリーを定期的に交換する必要があります。
そこで今回は三菱電機製PLCのバッテリー交換方法を紹介していきます。
バッテリーの交換は難しい作業ではありませんので、落ち着いて作業して行いましょう。
Qシリーズは「Q02UCPU」、FXシリーズは「FX3U」を用いて説明していきます。
注意
・交換される際は自己責任でお願いします。
・当サイトでは責任は負いかねます。
QシリーズCPUのバッテリー交換方法
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1データのバックアップ
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2PLCの電源OFF
注意
マニュアルにはバッテリーのコネクタを外してから停電保持時間は3分となっています。
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3カバーを開ける
PLCとダクトの距離感が狭いなど、底部のカバーが狭い場合はベースユニットからCPUユニットを取り外すと作業しやすいです。
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4ホルダーから外す
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5コネクタを外す
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6新品のバッテリーをコネクタに差し込む
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7カバーを閉じる
ベースユニットから外して作業している場合はベースユニットに取り付けます。
step
8電源をON
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9確認
以上で終わりです。
FXシリーズのバッテリー交換方法
FXシリーズは機種によって、バッテリーが搭載されていないタイプもあります。
詳しくは取扱説明書でご確認ください。
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1データのバックアップ
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2電源OFF
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3カバーを外す
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4バッテリーを引く抜く
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5コネクタを外す
焦らずにコネクタを抜き差ししましょう。
注意
マニュアルにはバッテリーのコネクタを外してから停電保持時間は20秒となっています。
step
6新品のバッテリーをコネクタに差し込む
step
7バッテリーを入れる
step
8カバーを閉じる
step
9電源ON
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10確認
特殊デバイス「M8006」をモニタすることでも確認できます。
以上で終わりです。
まとめ:焦らずに自分で交換
今回は三菱電機製PLCのQシリーズとFXシリーズのバッテリー交換について紹介いたしました。
当たり前のことですが、業者へバッテリー交換を依頼すると、安心感を得られますが作業工賃が発生します。
バッテリー交換やバックアップ作業はやり方を覚えると、難しいことではありません。
ぜひ、自分(自社)で交換されることをオススメします。