シマタケ(@shimatake_117)です。
あなたは第3種電気主任技術者の勉強をするとき、どの参考書を購入しようか迷っていませんか?
そんな悩みを解決できる記事となっています。
なぜなら、私は勉強するため、どれを購入して良いか分からずに沢山の参考書や過去問、そして通信教育を購入してしまいました。
その中から理解しやすい参考書を見つけました。
私は合格するまで5年もかかりましたけど、最後の2年間で一生懸命勉強し、無事合格できました。
この記事では私が第3種電気主任技術者に合格したときに実際に使用したおすすめの参考書をご紹介したいと思います。
私でも合格できたので、あなたも合格できるはずです。
こんな方におすすめ
- 電験3種の参考書をこれから購入する方
- 電験3種のおすすめ参考書を探している方
少し昔のことになりますので、参考程度に見て頂けると良いかと思います。
上の写真は私が実際に購入してし使用した参考書です。
最新の情報が知りたい方は2020年4月に5種類の参考書について、実際に購入しレビューしましたので、こちらをご覧ください。 続きを見る
【迷った方へ】実際に購入して比較!電験3種おすすめ参考書
目次
参考書を選ぶ基準
5年間勉強していた為、色々な電験3種の参考書を購入してきました。
中には、購入しただけで満足してしまい、未使用の参考書もあります。
資格関連の参考書は金額が高いのに勿体ないことをしていました。
そんな私ですが、最近は比較的迷わず選んでいます。
私が参考書を選ぶ基準は下記3つです。
ポイント
・解説が詳しくのっているか。⇒理解を深める為。
・イラストや図が見やすいか。⇒理解を深める為。
・問題数が多いか。⇒問題に慣れる為。
第3種電気主任技術者おすすめ参考書
それでは私が最後の2年間で合格した時に使用した参考書を紹介します。
全部で9冊も使いました。
注意ポイント
私が独自に選んだ参考書ですので、あくまで参考情報として見てください。
合格を保障するものではありません。
- これだけ理論 (電験第3種ニューこれだけシリーズ)
- これだけ電力(電験第3種ニューこれだけシリーズ)
- 合格電験三種電力
- これだけ機械(電験第3種ニューこれだけシリーズ)
- 電験第3種スイスイわかる機械
- これだけ法規(電験第3種ニューこれだけシリーズ)
- 電験三種完全解答
- 電験第3種予想問題集
- プロが教える電験3種重要問題集
では、順番に使った感想とおすすめ度を5段階で述べていきます。
1.これだけ理論 (電験第3種ニューこれだけシリーズ)
著者:石橋 千尋
出版社:電気書院
科目:理論
ページ数:362ページ
おすすめ度:(3)
試験会場にはこの参考書を持っている人を結構見かけました。
しかし、この本一冊で合格するのは少し難しいと感じましたので、 私は過去問や予想問題 と一緒に使用しました。
2019年に改訂されています。
2.これだけ電力(電験第3種ニューこれだけシリーズ)
※写真左側です。
著者:石橋 千尋、山口隆弘
出版社:電気書院
科目:電力
ページ数:386ページ
おすすめ度:(3)
こちらも理論と同じく、試験会場で 持っている人を結構見かけました。
実際に電力関係の仕事をしている方でしたら問題ないかもしれませんが、私はこれだけで電力を合格するのは難しいと感じました。
私は写真右側の「合格電験三種電力」と合わせて使用しました。
3.合格電験三種電力
※写真右側の小さ目な参考書です。
著者:山本 忠勝
出版社:東京電機大学出版局
科目:電力
ページ数:361ページ
おすすめ度:(4)
この本は問題が多く、解説も詳細に載っていました。
また、サイズも小さいので持ち運びしやすかったです。
私は会社の休憩時間や就業前などの隙間時間にこの本を使用してました。
問題を沢山解くことができ、効率が良いと思います。
2003年から改訂されておらず、古い本となっています。
一応購入先のリンクを貼っておきます。
4.これだけ機械(電験第3種ニューこれだけシリーズ)
※写真左側です。
著者:深見 正、深澤 一幸
出版社:電気書院
科目:機械
ページ数:495ページ
おすすめ度:(3)
ですので、理解しやすい図やイラストが多い参考書を探していました。
この本は図やイラストが多く、丁寧に解説してありました。
私としては少し問題数が少なく感じたので、写真右側の一冊と合わせて 使用しました。
5.第3種スイスイわかる機械
※写真右側です。
著者:安東 憲二
出版社:電気書院
科目:機械
ページ数:293ページ
おすすめ度:(3)
私の感覚になりますが、こちらの方が好みでした。
見やすかったです。
私は機械が苦手なので何度もこの本を使用しました。
6.これだけ法規(電験第3種ニューこれだけシリーズ)
著者:時井 幸男
出版社:電気書院
科目:法規
ページ数:228ページ
おすすめ度:(3)
予想問題と過去問題をやったことも法規合格の要因かもしれません。
他サイトの口コミでは法規改正により内容があっていないという意見もありました。
改訂版が発行されていますので、ご購入される際は一度、ご自分でご確認ください。
7.電験三種完全解答
※写真左側です。
出版社:オーム社
科目:理論、電力、機械、法規
ページ数:-ページ
おすすめ度:(5)
私は3回やりました。
過去問を解くことにより、傾向や理解が深まりました。
この本は10年分の問題と解答が載っています。
また、解答の解説も詳しくかかれており、良かったです。
ご購入される際は最新版をご購入ください。
8.電験第3種予想問題集
※写真右側です。
出版社:電気書院
科目:理論、電力、機械、法規
ページ数:-ページ
おすすめ度:(5)
簡単な国家試験は過去問が繰り返し出題されますが 電験3種になると、同じ問題が出題されないことが多いと感じました。
ですので、予想問題は実力を確認するのに良いと思います。
こちらは科目ごとに5セット、マークシート付、解答の解説もあります。
現在はマークシート3セットのようです。
私は試験の1週間前から利用し、5セット×2回やりました。
実際の試験は予想問題と同じ問題ではありませんが、合格点を超えると安心します。
最後の実力確認として使用すると良いです。
9.プロが教える電験3種重要問題集
著者:坂林和重
出版社:弘文社
科目:理論、電力、機械、法規
ページ数:554ページ
おすすめ度:絶版のため評価なし
4科目分が1冊になっています。
テキスト(参考文書)はなく、 問題集ばかりで構成されています。
テキストはありませんが、問題の解説を見れば、理解できるように詳しく解説が 載っていました。
残念ながら 現在は絶版となっているみたいです。
番外編:ユーキャン通信講座
私は1番最初にユーキャンの「電験3種」を受講しました。
上の写真は私が当時受講した時の本です。全部で8冊あります。
番外編として良かった点と悪かった点をご紹介いたします。
私個人の感想です。
良い点
・テキストの説明が市販本より丁寧で、幅広い範囲で細か漏れがなく記載されているように感じました。
・問題を間違ったときに、理解を深めることができる。
悪かった点
・テキストの量が多く何度も読み返せない。
・受講料が高い。私のときは40,000円ほどでした。
人によってそれぞれ適した参考書や勉強法がありますので 合っていると感じる方もいらっしゃると思います。
適切な参考書を選ぶために
まとめ
・過去問と予想問題は必須
・解答の解説が詳しくて問題数が多い本がおすすめ
・一度本を選んだら目移りしない
9冊なんて使用し過ぎだと思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、私は頭が悪くて心配性のため、結果として9冊も使用してしまいました。
その甲斐もあって試験は無事合格しました。
通常の方であれば、各科目1冊ずつ+過去問+予想問題の計6冊が良いと思います。
今から受験される方の参考に少しでもなれば嬉しいです。
合格を目指して頑張ってください。
合格したいという強い気持ちが大切だと思います。