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職場で他人の行動や言動が気になり、イライラした時の対処方法

職場で他人の行動や言動でイライラしてしまった経験があるという人も非常に多いのではないでしょうか?

社員として働いていくのは肉体的にも精神的にも疲れるものです。

年齢を重ねれば体力も弱まっていくわけですが、しっかりとした体調管理や睡眠、適度な運動などを心掛ければある程度コントロールが可能だと言えるでしょう。

しかし、精神的な疲れ(ストレス)に関しては、外的要因が大きいためなかなかコントロールするのが難しいものです。

特に職場の人間関係は、多くの人が悩み苦しむ大きな要因となっています。

この記事では、そんな「職場で他人の行動や言動が気になり、イライラしてしまう時の対処方法」について解説していきたいと思います。

シマタケ
私が実践している1つの考え方としてご紹介します。
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なぜ職場で他人の行動や言動が気になるのか

気になるまず大前提として、社会の中で人は他人から評価されながら生きているというのが現実です。

それは社会に出る前の学生であってもそうですし、社会に出てからも同じように「会社」から評価されます。

そして、「他人と比較されることをモチベーションに変えられる人」もいれば「他人と比較されることが大きなストレスとなる人」もいるのです。

職場で他人の行動や言動が気になりイライラしてしまう人は、後者のタイプである「他人と比較されることが大きなストレスとなる人」がほとんどです。

ストレスとなる内容

・上司からの嫌味や理不尽な言動

・気が合わない人の行動や言動

・年齢や役職が同じライバル社員の行動や言動

これらがすべてストレスとなってしまうのです。

原因となるのは「自己肯定感」です。

自己肯定感が低いと、自分に自信が持てなかったり、他者と比較する癖がついていたり、物事をネガティブに考えすぎてしまう傾向にある為、他人の行動や言動がつい気になってしまうのです。

自己肯定感とは

・自分が持っているものを肯定するということ
・自分を認めて、自分の価値を肯定すること

イライラしてしまった時の対処方法

成功するポイント自己肯定感を高めることが出来れば他人の行動や言動に対してそこまで大きなストレスを感じずにいられますが、すぐに自己肯定感を高めるのは困難です。

大人になってから自分を大きく変えるというのはなかなか難しいもの。

しかし、もしも他人の行動や言動でイライラしてしまっても、あるテクニックを使うことで大幅に精神的なストレスを軽減させることが可能です。

自己肯定感を高めていくことは重要なことですが、今回は3つの対処方法をご紹介します。

3つの対処方法

1.他人に期待しない

2.イライラに点数を付ける

3.瞑想をして心を整える

1.他人に期待しない

色々なサイトやTwitterなどで「他人に期待しない」という考え方ができるようになって楽になったというのを目にすることがありますが、本当にどの通りだと思います。

残念ながら他人の言動や行動は自分がどんなに頑張ってもコントロールできません。

自分でコントロールできるのは自分の言動と行動だけです。

相手に期待しているほど、期待を裏切られたという気持ちが大きくなり、不快感が発生してイライラしてしまいます。

もし、相手が自分の期待に応えてくれたらラッキー、感謝という感じで思っていると心が軽くなります。

シマタケ
少し寂しい考え方だと感じる方がいるかもしれませんが、私はこの考え方ができるようになってから心がザワつく機会が減りました。

2.イライラに点数を付ける

他人の行動や言動によってイライラしてしまったら、そのイライラに点数を付けてみましょう。

点数を付けるということは、「自分を客観的に見る」ということですから、第三者的な感情が自分の感情に加わります。

イライラしたその瞬間は、純度100%が自分自身の感情ですが、点数を付ける時に感じた「第三者としての感情」が脳に現れ、イライラの純度が低くなるのです。

これはイライラだけでなく「怒り」や「不安」などにも応用の利くテクニックで、即効性があるので非常におすすめです。

シマタケ
点数をつけることにより、どんな時に自分がイライラするのか理解を深めることもできます。

3.瞑想をして心を整える

瞑想(マインドフルネス)と言うと難しそうに思えてしまいますが、実際にはそこまで難易度は高くありません。

現代社会を生きていると、過去や未来に意識が行ってしまいがちですが、基本的にはそれを「今」に向けるだけです。

まず、椅子や床に座り深い呼吸ができるような状態を作ります。

その後、ゆっくりと深い呼吸を何度も行っていくのですが、その時に過去や未来といった雑念を考えるのではなく、「今」を感じるのです。

「どうしても雑念が浮かんできてしまう」という人であれば、「自分は今呼吸をしている」「座ってリラックスをしている」というように、今の自分の状態を心の中で実況してみる方法がおすすめです。

このように、瞑想によって「今」だけを感じられるようになると、それまで引きずっていたイライラを断ち切ることができます。

シマタケ
負の感情はいつまでも引きずってしまうことで悪循環をもたらしてしまうので、こういった方法で「断ち切る」ことが非常に重要です。

まとめ:イライラしないために

明るい心今回は、私が実施している職場で他人の行動や言動が気になり、イライラしてしまう時の対処方法について解説してきました。

人それぞれ価値観に違いがありますので、多くの人間が集まる会社では他人の行動や言動が気になってイライラしてしまう機会も増えてしまいます。

そんな時でも、「他人に期待しない」「イライラに点数を付ける」「瞑想をして心を整える」といった方法を行うことが出来れば、イライラを大幅に軽減することが可能です。

会社で働くことでイライラしてしまうことが多いという人は、ぜひこれらの方法を試してみてはいかがでしょうか?

イライラは0にすることは難しくても以前よりココロが軽くなると思います。

シマタケ
1つの考え方として参考になれば幸いです。

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シマタケ

共働きの子育て会社員。工場で15年間働く電気エンジニア。多数の国家資格を取得。施設や工場で働く方々が勉強できる、様々な悩みを解決できるサイトを目指しています。雑記記事も時々書きます。心理学を勉強中でメンタルケア心理士、行動心理士取得。

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