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新卒が希望する仕事ができないのは当たり前!理想と現実のギャップ

新卒希望する仕事できない

希望する仕事ができていますか?

大きな期待と希望を背負って飛び出した「社会」という名の大人の世界。

これからガンガン活躍して、会社に必要とされる社員になるぞ!と息巻いていたのもつかの間、いざ仕事に就いてみると希望していた部署や仕事内容ではなかった、そんな経験をした新卒も少なくないでしょう。

とある機関が新卒を対象にアンケートを取った結果、新卒で希望の部署・仕事に就けたのは約半分の55%程度だったそうです。

つまり、もう半分の新卒は、希望とは全く違う仕事を強いられているわけです。

今回の記事では、新卒が希望の仕事ができない理由と対策についてお伝えしていきます。

あなたが現在同じ境遇にあるのなら、ぜひ参考にしてみてください。

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新卒が希望の仕事ができない理由はたった1つだけ

会社さっそく、新卒が希望の仕事ができない理由について考えていきましょう。

といっても、理由は単純明快で、単なる会社都合だけです。

さんざん研修期間中やエントリシートに何度も希望の部署や仕事を書かされたのにもかかわらず、なぜ、その希望の仕事に就くことができないのか。

それは、希望の部署に偏りができてしまい、不人気の部署には新卒を入れることができなくなるからです。

大きな会社になればなるほど、希望の部署に配属されることは難しいです。

人気の仕事とそうでない仕事に大きな差がでる

たとえば、とても魅力的な商品を販売している会社に就職した場合、多くの新卒はその人気商品を売りたい、開発したいと考え、営業部や開発部を希望するはずです。

しかし、会社は営業や開発だけで成り立っているわけではありません。

人事や事務、総務など、まさに縁の下の力持ちのような部署もあるわけですから、誰かしらは日の目をあまり見ることのない、それらの仕事に就かなければなりません。

このように、希望する仕事ができない理由は、会社都合以外の何者でもありません。

なぜあなたが希望外の仕事に配属されるのか

ここで気になるのは、「なんで私だけ?」という、不平等感です。

同期のあいつが希望部署に入れたのにも関わらず、なんで私だけ違うのか・・・。

その気持ちも良くわかります。

かつての私もそんな経験があります。

私は機械を作製したりメンテナンスをしたりする部署を希望していましたが、配属先は生産現場でした。

その時はとてもショックだったのを覚えています。

しかし、希望外の仕事に配属されるのにも理由があります。

人事や現場指揮者が客観的にあなたを見て、数字に強い、頭の回転が速い、などのポイントを見つけた場合、経理などの総務に配属を検討するのは容易に想像できるはずです。

100%適材適所かと言われたら、たしかに理不尽なケースもありますが、会社側もせっかく取った新卒を無駄にするのは人件費を考えると得策ではないため、できる限り活躍できそうな部署に回そうとします。

その結果が、あなたの希望とは違う仕事、というわけです。

もし希望の仕事に就けなかったときは辞めるのもあり

転職_履歴書この記事を読んでいるということは、あなたは希望の仕事ができなかった、または希望の仕事に就けるかどうかと不安に感じている状態だと思います。

正直にお伝えすると、希望の仕事に就けなかった・就ける可能性が低いなら、サクっと会社を辞めるのも選択肢としてはありだと思います。

希望外の仕事に配属させられた場合、そもそも仕事に対するモチベーションを保つことがほぼ不可能です。

やりたくない仕事をやらされる毎日、気分は奴隷とかわりません。

嫌々仕事をしていると、心にも余裕がなくり、仕事のミスにも繋がります。

そんな状態でこれから長い間働くことができると思いますか?

新卒は若く、この先もチャンスが豊富に用意されています。

今の会社しかないわけではありませんから、どんどんチャレンジするべきであり、そしてそのための可能性は無限大です。

希望の仕事に就けず腐るくらいなら、辞めてしまって、今度こそ希望の仕事に就けるように努力した方が、よほど有意義ではないでしょうか。

時間は有限であり、決して無限ではありません。

意識的に節約していかないと、気が付いたら40歳、50歳と転職したくてもできない年齢になってしまいます。

あなた自身の未来のためにも、選択を間違わないように行動しましょう。

やりたくない仕事の中にやりがいを見つける

前向きに「せっかくがんばって就職したのに、そんな簡単にやめられない・・・」

このように考えている人も少なくないでしょう。

その考え自体は間違いではないと思います。

人によっては辞められない理由もあるでしょうし、がんばりたいと考えている人もいるはずです。

そんなあなたにお伝えするのは、やりたくないなりにやりがいを見つけることです。

希望以外の仕事でも続けていると楽しくなる

営業希望で開発に回されてしまった場合、まったく畑違いで仕事が楽しくないと感じるかもしれません。

しかし、続けていくうちにだんだんと仕事内容にも慣れ、開発するという、新しい商品を生み出すことに携われる楽しみがわかるようになってくると、あんなに嫌で嫌で仕方がなかった仕事が、おもしろいと感じられるようになります。

もちろん、これは開発だけの話ではありません。

人の心を動かす技術が学べる営業、管理能力が必要とされる総務など、部署によって、そして仕事内容によってそれぞれにおもしろみがあります。

ここで注意してほしいのは、やりたくないという気持ちを前面に押し出していては、そういった仕事の中の楽しみも見出すことができず、延々とつまらないままです。

せっかくがんばると決めたなら、楽しめるように、やりがいを感じられるように、あなた自身のテンションを上げていかなければなりません。

そうすることで、つまらなかった仕事も、自然と楽しいと感じられるようになるはずです。

大切なこと

辞めずに頑張ると決めたら、前向きに仕事に取り組む

 

まとめ:希望の仕事ができずに悩んでいる方へ

明るい心新卒が希望の仕事ができない理由や対策についてお伝えしてきましたが、そもそも新卒が希望の部署や仕事に就けること自体が約50%と、運要素が強いことがおわかりいただけたと思います。

仮に、まったくやりたくない仕事に就いたとしたら、サッと辞めて、次の職場を求めた方が効率面では良いはずです。

やりがいのある、理想の仕事に出会えるチャンスがそれだけ増えるわけですし、我慢して自分を押し殺してまでやりたくない仕事を続けるのは精神的によくありません。

しかし、中には辞める勇気がでない、どうしても続けなければならないといった事情を抱えている方もいるかもしれません。

また、しばらくは自分に合っているか様子を見たいという方もいるかもしれませn。

そんなあなたこそ、やりたくない仕事をやりたい仕事に変えるべく、逆に前向きに仕事に当たるようにすると良いでしょう。

どちらの選択をするにしても、後悔しないように、きちんと「自分がどんな仕事をしてどんな人生を歩みたいか」将来を考えて行動することがなによりも重要です。

少しでも参考になれば幸いです。

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シマタケ

共働きの子育て会社員。工場で15年間働く電気エンジニア。多数の国家資格を取得。施設や工場で働く方々が勉強できる、様々な悩みを解決できるサイトを目指しています。雑記記事も時々書きます。心理学を勉強中でメンタルケア心理士、行動心理士取得。

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