あなたは転職を考えたことがありますか?
給与や休日数、労働環境などが自分の理想とかけ離れている期間が何年も続いてしまうと、「転職」という選択肢が頭に浮かんできたりしますよね。
私は何度も考えたことがありますし、実際に転職もしています。
ドイツでは日本と違い、少しでも良い条件で働ける会社があれば積極的に転職をするそうですが、まだまだ日本では1つの会社で長く働くことが美徳という認識の人が多くいるのが現状だと言えます。
まだ「転職」=「マイナスイメージ」という印象がぬぐえないこの日本において、30代前半という年齢で転職するのは勇気がいるのではないでしょうか?
そんなイメージがあるものの、私の勤めている会社では転職して中途で入社される方が多くなってきています。
昔は20代が多かったですが、最近は30代前半の方も多いです。
今回の記事ではそんな「30代前半での転職」についての考えを紹介していきたいと思います。
30代前半の転職のメリットとデメリット
30代前半の転職のメリットとしては
メリット
・即戦力として採用してもらえる可能性がある。
・同業種への転職であればこれまでの経験が生かせる。
・持っているスキルを活かせる会社に転職できれば一気にステップアップできる可能性が出てくる。
というように、今までの経験が生かせる同業種であれば比較的リスクの高い転職にはならないといえます。
特に建築、土木、機械、電気、IT系などの「技術系」の職種や建設、不動産などの専門職は給与や休日数、労働環境が現状よりも良い会社へ転職するのは「あり」といえるのではないでしょうか。
対して30代前半の転職のデメリットとしては
デメリット
・異業種への転職では年齢的な部分で不利になる。
・年下の先輩社員が必然的に多くなるので、人間関係で気を遣う場面が多くなる。
・35歳を過ぎると良い求人が極端に少なくなるので、もしも転職に失敗すると取り返しがつかなくなるリスクがある。
というように、年齢的な部分でのデメリットもいくつか存在するのも確かではあります。
人で不足のため、即戦力の方が入ったら、助かります。
30代前半での転職はステップアップのラストチャンス
単純に今の仕事に対して「給与が少ない」「休日が少ない」「労働環境が良くない」という面だけで転職するのであれば、30代前半という年齢はリスクが高いといえるでしょう。
しかし、自分自身に確かなスキル「役立つ資格やマネージメント経験、技術など」がある場合には、転職することでステップアップできる可能性が広がるといえます。
35歳を過ぎてしまうとどうしても求人数自体が一気に減ってしまう、35歳の壁があります。
そういった現状からすると、30代前半での転職は「ステップアップのラストチャンス」です。
転職サイトをフル活用して希望の求人に出会う
求人を探す場合、一昔前では「新聞折込の求人広告」「ハローワーク」「地域誌に掲載されている求人情報」から選ぶのが普通でだった思います。
しかし、今の時代では、「転職サイト」を利用することで自分の可能性を限りなく広げてくれます。
例えば大手の転職サイトである「リクナビNEXT」では「毎週約1000件の新着求人」が更新されたり、レジュメ(職務経歴)を登録すれば企業や転職エージェントから直接スカウトメール(求人の案内)が届いたり、未公開求人が届いたりするのです。
地元の新聞折込やハローワークなどだけではやはり希望する条件の企業を見つけることはなかなか難しいです。
圧倒的な求人数と優良企業の求人がある「リクナビNEXT」などに登録することで一気に転職の成功確率は上がっていくはずです。
まとめ:転職を考えている方へ
30代前半という年齢での転職は、求人数や求人内容からするとステップアップするラストチャンスといえる大事な決断といえます。
「現状に満足できていないから転職する」という考え方ではなく、「より良い環境で仕事に情熱を注ぐ為に転職をする」という考え方で転職することができれば、決して後悔することはないでしょう。
そして、少しでも転職成功確率を上げるために、転職サイトを利用してみるのがポイントといえるでしょう。
少しでも転職を考えている方の参考になれば幸いです。