(なんで私なんだ!?)
仕事って、ほんとうにめんどうですよね。
行きたくもないのに朝も早くから支度して満員電車に揺られ、会社に着けば愛想笑いと顧客からのクレーム、終わらない会議と仕事に併殺されて消耗する毎日・・・
そんな地獄のような場に行くわけですから、嫌になる気持ちも充分にわかります。
ただ、嫌々仕事をするようでは周りにもあなた自身にも迷惑がかかるので、まったくおすすめできません。
本記事では、嫌々仕事をすることがどれくらい迷惑行為になるのか、理由を交えてお話していきます。
目次
嫌々する仕事は自分にも他人にも迷惑がかかる
さっそく、自分自身にも他人にも迷惑がかかる理由について考えていきましょう。
そもそも嫌々状態での仕事は、2つのデメリットがあります。
デメリット
・仕事の効率低下やミスが増えること
・周りに雰囲気が伝わってしまうことです。
それぞれ詳しくお話していきます。
嫌々での仕事は効率が落ちる
仕事が重く感じる精神状態は、もはや拒否反応に近いレベルです。
子供のころを思い出してください。
親にせっつかれて勉強をしていたあのとき、まったくやる気がでませんでしたよね。
途中から漫画を読んだりゲームをしたりと、親の目を盗んでサボっていたはずです。
嫌々仕事はまさにこの状態で、価値観の感じられない義務のために仕事をこなしているだけに過ぎず、嫌だという気持ちの方が圧倒的に先行している状態です。
そんな中でてきぱきと仕事ができるはずもなく、それどころかやる気がないので仕事への責任感がもてず、どんどんと雑になり、簡単なミスを連発するようになっていきます。
嫌々な雰囲気は周りに伝わる
嫌々な雰囲気は、かならず周りに伝わります。
仕事に挑む態度だったり、業務内容などは結果に反映されるので、「ああ、こいつやる気ないな」と評価付けされてしまいます。
ではここで、視点を変えて考えてみましょう。
あなたの相棒となる同僚がどう見てもやる気がなく、仕事は遅い、ミスも多いとなった場合、しわ寄せを被るのはだれでしょうか。
相棒であるあなたです。
つまり、やる気のない社員が1人でもいれば、その穴を埋めようと周りに迷惑がかかってしまうのです。
やる気がないのは自分だけの問題ですが、それを周りに引っ掛けるのは迷惑以外の何者でもありません。
「嫌々」を「楽しい」に変えるたった1つのマインド
嫌々仕事が如何に害悪かが理解できたところで、やはりなにかしらの対策は必要だと感じたはずです。
このままではどこの会社で働いても同じことの繰り返しになるので、どこかで踏ん切りをつけて自分を変えなければなりません。
そんなあなたにおすすめするのが、仕事を「楽しいと」感じられるようになるたった1つのマインドです。
「せっかく自分の貴重な時間を使って仕事をするのだから、成長できるように仕事をしては?」
という考えで、どうせやらなければならないわけですから、ふてくされて無理にやるよりも、少しでも自分の成長につながるようにシフトチェンジした方が良いに決まっています。
これならもちろん迷惑はかかりませんし、それどころか達成感といった幸せも同時に手に入ります。
このように、ちょっとしたことで思考は簡単に180度転換することが可能です。
仮に嫌だ嫌だと思っていたとしても、就業時間内きっちりと仕事をこなしてみてください。
だんだんと上がっていく技術や知識だったり、周りに認められる快感がかならず味わえるはずです。
どうしても仕事の嫌々が止まらないときの対処法
そうは言っても、すべての人が思考の方向転換をできるとは限りません。
中には嫌で嫌で仕方がない人もいるでしょう。
人それぞれに限界があり、我慢していると最悪の場合は「うつ病」などの精神的な病になります。
そんなあなたには、2つのより確実な対策をお伝えします。
ポイント
・部署移動
・転職
部署異動
まず部署移動についてですが、現在の業務内容に不満がある場合には非常に有効です。
毎日同じことの繰り返しで飽きがでてやる気がでなかったり、会社や同僚には文句はないけど、仕事だけが嫌だと感じているなら、部署の移動を申し出てみましょう。
とくにデメリットもなくあたらしいスタートが切れますし、なによりちょっとした転職のようで新鮮な気分でまた仕事に取り組めるようになるでしょう。
転職
そしてもう1つの転職は、もはや最終手段です。
仕事にも同僚にも会社自体にも不満や悩みがあるなら、あなたが取るべき選択肢はこちらになります。
ただし転職には給料が下がることや、転職先が以前よりも劣悪な環境になってしまった、などのリスクがあることも念頭に置いておく必要があります。
余程我慢ならない状態でない限りはおすすめしませんが、1つの手段として覚えておいて損はありません。
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まとめ:自分を育てる
嫌々仕事をすることについてお話してきましたが、他人も自分も損をするので良いことがなにもないと言えます。
自分自身の人間としての成長を妨げ、なおかつ他人にも迷惑がかかることを考えたら、嫌々やることになんの意味があるのでしょうか。
1人の社会人として会社のために働く以上、足を引っ張るような行為は控えるべきであり、むしろ少しでも貢献できるように尽力して然りです。
その先に待っているのが「楽しい」や「達成感」、「出世」などの明るい未来です。
不貞腐れて仕事をするのではなく、自分を育てるつもりで仕事をするのが嫌々解消の第一歩だとわたしは思います。