こんな方におすすめ
- ダイニチのハイブリッド式加湿器の電気代が気になる方
- スチーム式加湿器との電気代が気になる方
寒い季節になると部屋の湿度が気になり、加湿器を使用することがあるかと思いますが、加湿器の電気代は気になりませんか?
私はしっかり加湿できて、空気を清潔に保ちたいけど、電気代が気になります。
今回は私のように気になる方向けとして、象印の加湿器と並んで人気なダイニチのハイブリッド加湿器の電気代を紹介していきます。
本記事でも比較していきますが、象印の加湿器の電気代が気になる方はこちらの記事又は動画をご覧ください。 続きを見る
【実際に測定】象印スチーム式加湿器EE-DC50の電気料金はいくら?
目次
測定条件
電気代の測定にはサンワサプライのワットモニター「TAP-TST8N」を使用しました。
電気料金を計算するための1kwhあたりの金額は住んでいる地域や電力会社、プランによって色々ありますが、今回は27円に設定しました。
測定条件は以下になります。
リビングの大きさは20畳
加湿前の湿度は3m離れた空気清浄機の値にありますが、37%です。
室温は25℃です。
今回の使用するハイブリッド式加湿器の運転モードは4つ、「標準」「静音」「eco」「のど・肌」があります。
電気代の検証は「標準」運転で確認していきます。
通常モードとecoモードの消費電力
最初に「標準」と「eco」、2つのモードの消費電力の違いを確認します。
標準
・標準は湿度設定に合わせて自動で加湿量を調節し、運転します。
・水を含んだフィルターに風をあてる「気化式」、ヒーターを用いて温風をあてて加湿する「温風気化式」の2つを湿度に応じて自動で運転が切り替わるモード
ecoモード
・気化式で運転を行ない、消費電力を抑える運転
・気化式とは水を含んだフィルターに風をあてて加湿する方式。
標準運転
上の画像は標準運転時の消費電力です。
消費電力は432w前後でした。
これは象印のスチーム式のお湯を沸かしたあとの加湿中の消費電力と同じぐらいです。
eco運転
画像はeco運転時の消費電力です。
28Wでした。
ヒーターを使用せずに風を当てて加湿するだけですと、標準運転の消費電力と比較すると約1/15になります。
この結果は説明書にかかれている消費電力とほぼ同じ値でした。
測定結果
今回は測定ポイントは「約3時間30分後」「約4時間50分後」「約6時間30分後」の3つです。
象印のスチーム式加湿器と比較するために、スチーム式加湿器の電気代を測定した時と同じ時間帯にしました。
3時間30分後の積算電力量は1.53kwh、金額は41.31円、湿度は51%でした。
4時間50分後の積算電力量は1.95kwh、金額は52.65円、湿度は52%でした。
6時間30分後の積算電力量は2.02kwh、金額は54.54円、湿度は52%という結果でした。
1時間あたりの電気代
平均すると1時間あたり約0.32kwh、仮に1kwhあたり27円ですと、" 8.4円 " ぐらいなります。
1か月の電気代(試算)
平日20日、休日10日とすると、我が家では平日は子供が帰ってきてから私が寝るまでの時間を16時~22時だとすると、6時間ほど使用することになります。
平日の電気代は8.4円×6h×20日=1,008円
休日は1日家にいると仮定して7時~22時の15時間
8.4円×15h×10日=1,260円
あわせて、1か月 "約2,300円" ぐらいです。
1シーズンの電気代(試算)
1シーズン(11月~3月)5か月間使用すると、2,300円×5か月で11,500円となります。
象印の加湿器との比較
今回の2つの機種では加湿能力が倍違います。
象印の方が加湿能力は低いです。
リビング約20畳ですと、象印の方が加湿能力からすると不足していますが、口コミでは「リビングでも使えたよ!」という情報がありましたので使ってみました。
注意
使用環境によって測定結果は異なりますので、ご注意下さい。
湿度の比較
3時間30分後、4時間50分後、6時間30分後を確認しますと、どちらの加湿器を使用してもだいたい同じ湿度となりました。
電気代の比較
1時間あたりの電気代についてです。
機種名 | 1kwhあたりの電気代 |
ダイニチ工業 ハイブリッド式加湿器 HD-LX1021 | 8.4円 |
象印スチーム式加湿器 EE-50DC | 11円 |
6.5時間後の電気代は以下のようになりました。
機種名 | 6.5時間後の電気代 |
ダイニチ工業 ハイブリッド式加湿器 HD-LX1021 | 54.54円 |
象印スチーム式加湿器 EE-50DC | 70.47円 |
象印の加湿器は煮沸させて水蒸気で加湿しているため、電気代は高くなります。
これは方式が違うので仕方がありません。
電気代だけで見ると、高いかもしれませんが、お手入れのしやすさや清潔といったところにメリットがありますので、一長一短です。
まとめ:ダイニチのハイブリッド加湿器
方式が異なりますので、それぞれメリットデメリットがありますが、今回は電気代に着目しました。
ハイブリッドは安いと思っていましたが、標準運転では、象印スチーム式加湿器の標準運転と同じ消費電力でしたので、
驚きました。
この電気代が高いと感じるか安いと感じるかは、人それぞれですが、皆さんはいかがでしょうか?
今回のダイニチのハイブリッド式加湿器は、いっきに加湿器したい時は標準運転、ずっと加湿している時はecoで運転するのが
お財布に優しいかなと思いました。