「あいつって、ほんと仕事できないよな」
「自分の好きな仕事しかやらないし」
「〇〇さんと仲が悪いみたいよ」
このような陰口や噂話は、どこにいても耳に入ってくるものです。
とくに会社で働いていると、同僚や後輩、果ては聞こえてきてはいけないはずの上司からもちらほら。
他人の悪口ならまだ聞き流せば自分には被害がありません。
しかし、これがもし自分の悪口だったら話は別ではないでしょうか。
イライラしたり、気になったりと、仕事も手に着かないこともあるでしょう。
本記事では、私が実践したそういった場合に必要な2つの心構えと、唯一無二の対処方法をお伝えしていきます。
ぜひ参考にしてみてください。
目次
陰口が耳に入ったときの2つの心構え
不意のタイミングで自分の陰口が聞こえてしまった・・・正直つらくないですか?
「俺はこんな風に周りから思われていたんだ」「あんなに普段は仲良く話してるのに、あいつがまさか・・・」
もうこうなってしまうと気が気でいられないでしょう。
そんなときは、以下の2つの心構えをもって心を静めてください。
ポイント
・他人をコントロールすることは不可能だから気にしない
・入ってきた情報に惑わされずにいつも通り仕事をする
それぞれ詳しくお話していきます。
究極の心構えは気にしないこと
もし、自分の悪口が何らかの形で届いた場合、気にしないようにしてください。
所詮は他人の戯言ですし、相手の考えや気持ちまでコントロールできるわけではありませんから、そういった意見が出てくるのはある程度仕方がないことです。
気にしても損にしかならず、あなたの心が痛むだけと、なにも良いことがありません。
相手の悪口を言い返しても、人間関係が悪化するだけであり、そこでエネルギーを消費するのは勿体ないです。
今でもその言葉が頭の中に残っています。
つい言ってしまいますが、なるべく言わないように意識しています。
悪口を聞く方も良い気分になりませんし、心が疲れます。
いつも通りなら心が乱れることもない
陰口が聞こえてきたときこそ、いつも通り仕事に打ち込むのが正解だと考えています。
たしかに入ってきた情報はあなたの心を乱すものです。
しかし、その乱れのなすがままになっていては、仕事にも影響が出てしまいます。
そうではなく、黙々と仕事に集中することで雑念も消えますし、その間は嫌なことも忘れられるというものです。
ありのままに相手の悪意ある言葉を受け取っていては、消費するのはあなただけです。
唯一無二の陰口への対処方法
上の2つの心構えさえあれば、多くの場合乗り切れるはずです。
ただ、中には「気にしないようにするなんて無理!」という人もいるでしょう。
そんなあなたには、これからお伝えする唯一無二の対処方法が効果的なので、ぜひあたまに入れておいてください。
自分の悪口が聞こえてきたら相手の前に出る
もし、自分の悪口が聞こえてきたら、堂々と相手の前に出て行ってください。
なかなか勇気が必要な行動ですが、これが非常に効果的な対処方法で、まず相手に気まずさを与えられます。
今まで意気揚々とあなたの悪口を言っていたのに、本人に出てこられたら気まずいどころの騒ぎではありません。
さらに、本人を目の前にして陰口は叩けないので、その時点で止める効果もあります。
余程の胆力がない限り、面と向かって悪口は言えないものです。
このように、少しの勇気があれば張本人を懲らしめることもできますし、鬱憤を晴らす意味でもスッキリします。
注意:相手の前に出るのは諸刃の刃
ただし、この対処方法にはそれなりのリスクがあります。
まず、相手との関係が破綻すること、そして少なからず心がすり減ることの2点です。
陰口を叩いている本人の目の前に出るということは、相手との関係を終わらせるのとほぼ同義です。
今の今までぼろくそに叩いていた相手と「じゃあ、今日からまたよろしくな!」とは簡単にできることではありません。
それともう1つ、やはり多少なりとも心にダメージを負うことも覚えておいてください。
どんな形にしろ、自分の悪口を目の前で言われるのは精神的にきついです。
直接聞かない方がまだマシなのに、わざわざ出て行って自ら気分を害するわけですから、そういったデメリットも考えておく必要があります。
直接言う場合は相手の性格によりますが、相手に言う時は心してください。
陰口を聞いたときにやってはいけない行動
最後に、自分の陰口を聞いてしまったときに、絶対にやってはいけない行動についてもお話ておきます。
シチュエーション次第なところはありますが、陰口を言っている相手に文句を言わないようにしてください。
妬みや嫉妬の場合もあるかもしれませんが、どういうことかというと、こちらの悪口を言っているので、少なくとも相手はあなたのことが嫌い、又は苦手なはずです。
そんなやつから文句を言われれば、どんなに自分に非があってもイラっとします。
そうなると結果は言い争いになり、相手を黙らせるどころか火に油を注ぐように、以前よりも陰口がひどくなるのが目に見えています。
つまり、悪口に対して文句を言ってしまうと、その時点で相手との対立関係が出来上がり、その場だけでは収まらなくなってしまうのです。
自分の陰口を叩かれて「うんうん」と聞き流せる人はほぼいないと思います。
しかし、だからと言ってそのときの感情だけで行動してしまうのは悪手でしかなく、重要なのは相手を黙らせる、もしくは気にしないことです。
そんな人と関わると損をします。
真っ向から対立するのではなく、なるべく事を荒立てずに収める方法を取るようにしましょう。
ひとつの考え方として参考になれば幸いです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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