会社員として働く上で大変なことと言えば、仕事で成果を上げたりミスをしないように業務を遂行しなければならないといったプレッシャーや会社内外を含めた人間関係ではないでしょうか?
私自身含め、多くの人は、そういった原因によって大きな疲れやストレスを溜め込みながら暮らしています。
特に大きなストレスとなるのが、「話したくない人(上司や同僚など)との会話」ではないでしょうか?
生理的に受け付けない人であったり、価値観が合わない人と話さなければいけない機会が多いと、仕事のみならずプライベートにも精神的に影響が出てしまいます。
そんな悩みを抱えている人は意外と多いはずです。
この記事では、そんな「会社で話したくない人との関わり方や具体的な対処法」について解説していきたいと思います。
目次
話したくない人と関わるのは精神的に疲れるもの
そもそもなぜ「話したくない人」は存在するのでしょうか?
考えられる原因は以下のようなことが考えられます。
考えられる原因
・生理的に受け付けないタイプ
・物事の価値観が違いすぎる
・人間的に尊敬できる部分がない
たまに、「性格が違いすぎるから話したくない」という人もいますが、性格の違い自体は会話の中で新たな発見ができたり、「ボケやツッコみ」のように会話や行動を補い合う効果もあるので原因とはなっていないケースも多かったりします。
上記のような原因によって「話したくない」状態が完成するわけですが、その相手にとっては「話したい人」である可能性もあり、こちらから会話を振らなくても話しかけられてしまう可能性が高いのです。
話しかけられるたびに精神的なストレスが溜まってしまうので、会社で働く時間の質を下げてしまう原因となってしまいます。
話したくない人が会社にいる場合の対処法
可能であれば会社では仕事をメインに、休憩時間などに気が合う同僚などと軽く話す程度に済ませたいと思いませんか?
せっかくの休憩時間に話したくない人と話すのはストレスになりますし、仕事中や勤務外の場面で話をするなんて余計精神的に疲れてしまいます。
そんな時に有効な「話をしないで済む悪率を上げる為の対処法」を挙げていきます。
①挨拶だけは「しっかり」それ以外は「話しかけない」を徹底する
話したくないからといって、完全に無視をしてしまうのは社会人としてNGです。
特に出勤時や退勤時の挨拶やすれ違った際の挨拶はしっかりと行う必要があります。
しかし、「それ以外」はこちらから一切話しかけないことを徹底するのです。
「○○さん今日は残業ですか?」「○○さん今日は打ち合わせですか?」といったような些細な会話もしない方が良いでしょう。
こちらから一切会話を振らないといった意識で1ヶ月~2ヶ月ほど過ごせば、徐々に物理的な接点が減っていきます。
②相手の行動パターンをしっかりと把握する
話しかけるタイミングに法則性があったりする場合もあるでしょう。
例えば休憩時間になって部屋から出る際の通路沿いに自分のデスクがあり、その人が通り過ぎる際に話しかけられてしまうといったように、意外と「話しかけられる行動パターン」は決まっていたりするものです。
まずはその相手の行動パターンをしっかりと把握すること。
苦手な人を観察し続けなければいけないのは苦痛ですが、一度把握してしまえばあとはその行動パターンを先読みして物理的な接点を減らしていくだけです。
人間には、「習慣化」という習性があります。
良く話をする人とは、自然と会話の回数も増えますし、話す時間も長くなるものです。
その逆に、会話の回数自体が少ない人とは、あまり長く話をしないものです。
相手との接点を確実に減らしていくことで、「話しかけられる回数」も自然と減っていくはずです。
③話しかけられた時は「体の向きや目線を相手に向けない」
こちらがいかに接点を減らす工夫をしたとしても、完全にロックオンされて話しかけに来る場合も多々あるかもしれません。
そんな時は、最低限の会話や相槌はしつつも、「体の向きや目線を相手に向けない」というテクニックを使うべきです。
あからさまにリアクションを薄くしてしまうと、関係性が悪化し仕事にも支障が出てしまう可能性がありますので、最低限の会話や相槌はしなければなりません。
しかし、体の向きや目線を向けないことで、しばらくすると相手が「居心地の悪さ」を自覚していきます。
意識的に自覚しなくても、無意識に居心地が悪いと感じ取るのです。
少し時間のかかるテクニックではありますが、関係性を悪化させず徐々に接点を減らしていける有効なテクニックなので、ぜひ実践してみてください。
まとめ
今回は、会社で話したくない人との関わり方や具体的な対処法について解説してきました。
最後にまとめます。
ポイント
・挨拶だけは「しっかり」それ以外は「話しかけない」を徹底する
・相手の行動パターンをしっかりと把握する
・話しかけられた時は「体の向きや目線を相手に向けない」
これらの方法を実践することで、少しずつ話しかけられる回数は減っていくはずです。
話しかけられたくない人が会社内にいる人は、ぜひこれらのテクニックを使用してみてください。
社会人としてどうなの?と感じる方もいるかもしれませんが、精神的に困るよりはマシです。
最低限の会話と相槌はお忘れなく。