こんな方におすすめ
- こころ検定の勉強方法や試験対策について知りたい方
- 実際に試験を受けたことのある人の感想を知りたい方
こころ検定2級の試験情報や勉強方法、試験対策を探している方、ネット上に情報が全然なくて困っていませんか?
私も情報を探していましたが、見つからずに不安になっていた一人です。
今まで色々な資格を受けてきましたが、ここまで情報がない資格は初めてでした。
過去問を重視すれば良いのか?テキストを重視すれば良いのか?分からない状態。
今回はそんな悩みを解決する記事となっています。
なぜなら、私は試験情報がない状態で「こころ検定2級」の試験を受けてきて、何とか無事合格することができたからです。
結論から言えば、私の勉強方法では少し不十分と言えます。
この記事では実体験に基づいて「私の試験対策(勉強方法)」「当日の試験問題について」「反省点」を紹介していきます。
記事を読んで効率の良い試験対策を行い、安定して合格に近づけるようになりましょう。
私の勉強方法と試験対策
私は7月から10月までの4か月間勉強しました。
勉強方法としては
①テキスト「精神解剖生理学基礎」を読む
②テキスト「精神解剖生理学基礎」を読み終えた後に添削問題集を解く
③「精神解剖生理学基礎」DVDを隙間時間を利用して見る
④他のテキスト2冊も同様
という流れで7月~9月は上記の勉強方法で学習しました。
残りの1か月間は試験対策として
①添削問題集と対策問題集の問題を何度も解く
②間違えた問題があれば、テキストで調べ、付箋を貼る。
③それでも分からない場合はネットで調べる。
④苦手な部分はノートに書いて整理する。
ネットでの情報では難易度はそんなに高くないとの情報があったので、問題集から似た問題が出題されるだろうと安易に考えていました。
試験当日までの勉強量は以下の状態でした。
試験までの状態
- テキストを各3回ずつ読んだ。
- 添削問題集は全部正解できる状態
- 対策問題集を購入し、全部正解できる状態
- DVDを各3回ずつ鑑賞
- 薬剤部分をノートにまとめる
上記の状態で試験に挑んだ結果、79%と何とか合格できましたが、危なかったと思います。
甘く見積もっていました。
詳しくは「当日の試験について」をご覧ください。
公式テキストは必要か?
公式テキストの内容から問題が提出されていますので、公式テキストは必須です。
しかし、こころ検定3級や4級のように公式テキストだけ購入することはできません。
メンタルケア心理士(R)講座の通信講座に申し込む必要があります。
通信講座は下記3つから申し込むことができます。
通信教育 | 価格 |
ヒューマンアカデミー たのまな | 49,000円 |
TERADA医療福祉カレッジ | 49,000円 |
LEC東京リーガルマインド | 49,000円 |
対策問題集は必要か?
対策問題集は必須ではありませんが、試験問題になれる為にあった方が良いです。
問題集から似たような問題も出題されました。
添削問題集だけで心配な方は購入されることをオススメします。
価格は税抜きで1,000円です。
当日の試験について
こころ検定はパソコンで問題を解き、その場で結果が分かるCBT試験です。
試験開始時間より30分前に到着。
私が受験した日は平日ということもあり、人は2~3名ほどでした。
席に空きがあるということから、試験開始時刻より早めに開始することになりました。
通常のペーパー試験とは異なり、持ち込み制限が厳しかったです。
持ち込めるモノは財布のみで、時計ですら持ち込めませんでした。
残りの参考書が入ったカバン、スマホはカギ付きのロッカーに預けました。
免許などの本人確認ができる証明書を試験概要が書かれいる用紙が入ったクリアファイルに入れて、試験をする部屋へ。
試験室に入るとパソコンが複数台並んでいました。
パソコンとパソコンの周りにはカンニングができないように、プラ板が設置されています。
集中して試験に挑めるようにイヤホンもありました。
席について試験開始
まずは、ログインIDとパスワードを入力します。
そのあとは2分ほど、操作方法(チュートリアル)を受けます。
チュートリアルを受けなければ試験問題を解くことができません。
チュートリアル終了後は「試験開始」をクリックして、試験が始まります。
2級は40問で制限時間は120分です。
早速、1問目から分かりませんでした。
添削問題集や対策問題集の問題から出題されると推測していましたが、問題集にのっていないところからの出題でした。
脳波と睡眠に関する部分や記憶に関する部分の細かいところが出題されました。
こんなにテキストの隅々まででるのか?と非常に焦りました。
この資格は問題集ベースで勉強するより、テキストの内容を覚えることに重点をおくべきでした。
試験問題について
私が受けた時の試験問題は「クライアントとカウンセラーのやり取りに関する問題」が1つ
残りは「誤っている組み合わ」、「正しい組み合わせ」「もっとも不適切」、「もっとも適切」の選択問題でした。
内容はテキストのどこからでも問題が出題されます。
クライアントとカウンセラーのやり取りの問題
クライアントとカウンセラーのやり取りの問題では対策問題集とほぼ似たような問題がでると推測していたが、違いました。
問題数は全部で4問、その中で2つは初見の問題がありました。
2問目に出題されたので少し焦りましたが、冷静に何度も文書を読むと正解が分かってきました。
選択問題
コンピュータが問題を選択しているので、4つの中から誤っている組み合わせを選択する問題で重複している文書がありました。
選択問題の組み合わせを選ぶ問題では白紙の紙とボールペンを活用することをオススメします。
白紙とボールペンは受付時に試験概要が書かれた紙とクリアファイルと一緒に付いています。
こころ検定では「誤っている組み合わせはどれか」という問題が多いです。
緊張している状態で頭の中で判断すると操作ミスや勘違いが発生する可能性がありますので、紙に書いて落ち着いて判断するのが良いです。
試験時間は2時間もありますので、一度解き終わったあとは再度確認しましょう。
まとめ:反省点とこれから受験する方へ
今回は実際に自分が勉強し、試験を受けてきた体験談を紹介させていただきました。
試験問題の出題範囲の細かさに注意です。
私が今まで受けてきた資格試験は
①過去問を解く
↓
②間違えたところや分からないところを参考書で調べる
という方法で合格することができましたが、こころ検定2級ではこの対策は不向きと言えます。
今回の試験では何とか合格することができましたが、テキストの内容を隅々まで覚えることが必要だと痛感しました。
これから受験される方はテキストの内容をしっかりと覚えることをオススメします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。