こんな方におすすめ
- 象印の加湿器が気になる方
- スチーム式加湿器の電気料金が気になる方
湿度が低くなってきて乾燥してくると加湿器が必要になってきます。
今回は口コミサイトやインスタグラムで人気な象印のスチーム式加湿器、この中で一番大きいサイズであるEE-DC50という機種の電気代を測定しましたので、どのくらい電気代がかかるか、紹介していきたいと思います。
スチーム式の加湿器がほしいけど、電気代が高そうで購入を迷っている方、ぜひ見てください。
YouTubeで動画版もあります。動画が好みの方はこちらをご覧ください。
目次
測定方法、測定条件
今回は電気代を測定するのに、サンワサプライのワットモニター「TAP-TST8N」を使用しました。
電気料金を計算するための1kwhあたりの金額は住んでいる地域や電力会社、プランによって色々あります。
この記事では1kwhあたりの電気料金を27円に設定しました。
使い方についてはこちらの記事またはYouTubeにて紹介していますので、そちらをご覧ください。
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ワットモニター(サンワサプライ製)の概要や使用方法するメリットについて
続きを見る
測定時の環境
今回の測定条件になります。
測定条件
リビング20畳
温度25℃ 湿度38%
加湿器を設置する部屋はリビングで約20畳になります。
今回の象印の加湿能力からすると不足していると思いますが、口コミではリビングでも使えたよという情報がありましたので使ってみます。
加湿前の湿度は3m離れた空気清浄機の値にあります。
加湿前は38%です。
部屋の温度は25℃です。
加湿器の運転モードは標準(体感湿度50%)で運転します。
湯沸かし時、加湿時の消費電力
では、水を入れて運転していきます。
特に理由はありませんが、今回は満タンではなく、手前の水位にします。
まずは湯沸かし時の消費電力です。
消費電力は986w~990w前後です。
ここから25分ほどしたら、シューと音が発生し、蒸気が出てきました。
この時の消費電力は434wです。約半分に下がりました。
あとは434wの状態でずっと加湿していきます。
説明書にかかれている消費電力とほぼ同じ値ですね。
測定結果
測定結果です。
今回は測定ポイントは3つ、約3時間30分後、約4時間50分後、水が無くなった約6時間30分後です。
3時間30分後、積算電力量は1.12kwh、金額は30.24円、湿度は50%です。
4時間50分後、積算電力量は1.65kwh、44.55円、湿度は51%です。
6時間30分後、積算電力量は2.62kwh、70.74円、湿度は52%です。
という結果でした。
電気料金はいくら?
データが少ないですが、平均すると1時間あたり約0.4kwhでした。
今回の設定では1kwhあたり27円にしていますので、電気料金は1時間で11円ぐらいなります。
以上の結果から月にかかる費用と1シーズンの電気代を試算してみます。
1か月の電気料金
まず仮に休日10日、平日20日とします。
我が家では平日は子供が帰ってきてから私が寝るまでの時間、16時~22時とすると、6時間ほど使用することになります。
電気代は11円×6時間×20日=1320円です。
休日は1日家にいると仮定して7時~22時の15時間です。
11円×15時間×10日=1650円です。
とうことで、1か月2970円(約3000円)ぐらいになります。
1シーズンの電気料金
1シーズン(11月~3月)として、5か月間使用すると3000×5=15000円になります。
まとめ:スチーム式加湿器の電気料金は高い?
今回はスチーム式加湿器の電気料金をワットモニターを用いて実際に調べてみました。
電気代が高いと感じるか安いと感じるかは、人それぞれですが、皆さんはいかがでしょうか?
私は以前にハイブリッドの気化式を使っていたので、スチーム式になると電気代が高いなと感じてしまいます。
デメリットは電気代になりますが、水を沸騰させているので衛生的ですし、掃除もしやすい等のメリットがありますので電気料金を気にしない方はオススメだと言えます。
別の記事では象印と並んで人気なダイニチの加湿器の電気代も紹介しますので、良かったら併せて見てください。