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冬の電気代が夏よりも高い理由は?節約方法と我が家の電気代を紹介!

2019年9月25日

わたしたち人間が生活する上で欠かすことのできない電気ですが、便利な反面、お金がかかるのがデメリットです。

それも、数百円から数千円程度ならまだしも、4人家族のオール電化住宅ともなれば1万円を大きく超えるご家庭も少なくないでしょう。

年間で考えると10万円以上も電気代がかかっているわけです。

しかもこの金額はかなり安く見積もった金額で、実際には特に電気代のかかる冬場で夏の1.5~2倍近い料金になることも充分にあり得る話です。

だからといって電気を使わずに生活することはほぼ不可能ですから、ここで重要なのはいかに節約するかではないでしょうか。

今回の記事では、冬場のきつすぎる電気代を節約するための方法を紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

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冬場に電気代がかかりすぎるのはなぜ?

電気ストーブところで、なぜ冬場になると電気代が高くなるのでしょうか。

冷蔵庫やテレビなどは春夏秋冬変わらず使っていますし、夏の場合はエアコンや扇風機を使っているので、どちらかと言えば夏場の方が電気代が高くなるような印象があります。

しかし、実際にはその真逆で、冬の方がより多くの電気を使用することになります。

冬場の電気代が高い最大の理由は、なんといっても暖房費です。

各部屋に設置されたエアコンや電気ストーブ、オール電化住宅ならお風呂などのお湯の消費量増加に伴う夜間の電気給湯器やエコキュートなどが主な原因となります。

エアコンよりも暖房器具の方が電気代はかかる

エアコンの運転「いやいや、夏だってエアコンを使ってる!」

と、思われたかもしれませんが、実は、電気は冷やすよりも温める方が苦手なため、より多くの電力が必要になります。

だからこそ、エアコンや扇風機を多用している夏場よりも、冬の方が電気代が高くなってしまうわけです。

シマタケ
我が家は子供が小さいので全員リビングで過ごしていますが、大きくなって個々の部屋でエアコンを使用することになると、今より電気代が高くなるのが見えています。
今後、電気代が高くなるのを考えるとゾッとします。

我が家の電気代を紹介

年間電気料金グラフ今の段階でも高いと感じている我が家の年間電気代は上図になります。

我が家は自分、妻、子供2人の4人家族です。

電気のメイン使用時間帯は平日は朝と夜、休日は1日中となります。

ご覧通り、夏と冬を比較すると冬の方が約7000円高いです。

また、上のグラフでは電気代は2万ほどですが、我が家は床暖房の燃料が灯油のため、電気代のほかに別途灯油代1万円がかかります。

冬の光熱費は合計で3万円です。

冬の電気代を節約する方法!

電気代削減冬に電気代が多くかかるのはある程度仕方のないことです。

暖房代をケチってしまえば風邪などで体調を崩すリスクも高くなりますし、なにより一番リラックスできる空間であるはずの家にいることが苦痛になってしまうようでは意味がありません。

ここからは、家の中の温かさをできるだけそのままに、節約できる方法を紹介していきます。

電力会社を変更する

電力会社を選ぶ電気代を大きく減らすためには、電力会社を見直すことが最も効果的な方法と言えます。

理由としては、電力自由化が始まってから各電力会社の競争が激化しており、たくさんのお得な会社が誕生しているからです。

つまり、わたしたちにとっては願ってもいない状況になっており、これを利用しない手はありません。

ご家庭によってはこれだけで年間1万円以上もしくはそれ以上に電気代が安くなる可能性もあるので、まずは電力会社を見直すことから始めましょう。

後述に自身の経験もふまえて紹介していきます。

契約プランなどを見直す

電力会社を見直すのがめんどう、どこが良いのかわからない、といった悩みがあるなら、現在の契約プランを見直すことでも節約につながるのでおすすめです。

とくに、十年以上契約プランを見直していないご家庭には効果的な方法で、当時よりも契約プランが細分化されていたり、新プランが追加されていたりするため、古いプランのままだと損をしている可能性もあります。

必要以上のアンペア数で契約していたりする場合もあるので、確実にチェックしておきましょう。

家電を新しいものに買い替える

初期投資はかかってしまいますが、家電を最近機種に買い替えすると月の電気代が抑えられます。

たとえば、常に電気を使っている冷蔵庫の場合、10年前の機種と最新機種を比較すると、年間で5,000円ほど(容量や地域によって異なります)変わってきます。

この差は大きいです。

暖房器具の使い方を工夫する

冬場の電気代で大きなウェイトをしめるのが暖房器具です。

つまり、暖房器具の電気代さえ安くできれば、こんなにもあたまを悩ませることはないわけです。

暖房器具の電気代を節約する方法としては、用途やシーンに合わせた適切な使い方をすることで大きな効果を得ることができます。

メインで過ごすリビングなのに、小さなファンヒーターや電気ストーブを何台も使っているようでは、返って電気代がかかってしまいます。

そうならないためには、エアコンや大型のパネルヒーターでしっかり空間ごと暖めた方が効率的です。

ほかにも、暖房器具の電源を頻繁にオン・オフしたり、使っていない部屋まで暖めているようでは無駄な電気代がかかってしまうので注意してください。

ポイント

・頻繁にオンオフしない
・使っていない部屋は暖めない
・家族が集まって過ごす

サーキュレーターを使う

サーキュレータ部屋は暖かいのに足元が寒い、という体験をしたことがある人は多いはずです。

なぜなら、暖かい空気は上へ上へとあがってしまう性質を持っており、足元が冷え込こむのは当然とすら言えます。

そうなると、足元を暖めようとホットカーペットや電気毛布をひっぱりだしてきて、余計に電気代がかかってしまうのです。

暖かい空気の流れ

そこで活躍するのがサーキュレーターです。

上に向けて使うことでたまっている暖かい空気を部屋中にまんべんなく拡散してくれます。

また、暖房時にエアコンの風向きを下にするのも有効です。

シマタケ
サーキュレータは夏に使用するイメージが強いですが、冬場にも効果的です。

ホットカーペットなどとは違い、送風効果しかないサーキュレーターは電気代も控えめになので、ぜひ活用しましょう。

窓に断熱対策をする

窓の断熱意外と見逃しがちなのが窓からの冷気です。

冬場に窓際にいると体が冷えてしまいます。

このように、軽視できないくらい冷気が入り込んでくるため、あらかじめ断熱処理(断熱材や断熱シードなど)を施しておくと結果的に暖房器具の使用量が減り、電気代も節約できます。

電力会社は見直した方がいい

電気代見直しさまざまな冬場の電気代の節約方法をお伝えしましたが、中でもやって頂きたいのが電力会社の見直しです。

見直した方が得な方

・電力使用量が多い方
・ファミリー世帯の方
・一戸建ての方
・都心部にお住いの方

上記のような方は一度見直した方がお得です。

何もせずに大きな節約効果が期待できます。

地域やご家庭によっては月々の電気料金が変わってきますが、4人家族でしたら年間1万~2万ほど安くなることが多いです。

シマタケ
年間で1万~2万円の節約、たいした金額ではないと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、チリも積もれば山となります。

 

しかし、電力料金を安いくしたいけど、中々行動に移すことができないという方は多いのではないでしょうか?

人間は「現状維持バイアス」という「無意識で何もしなくて良い理由を探してしまう」という心理が働いてしまいます。

電力会社を変更することにより電気料金が安くなるというプラスの作用よりも、変更によって現状よりも悪い状況になってしまうかもしれないというマイナスの作用を無意識に恐れてしまうのです。

同じ例として、スマホの使用料金を安くしたいので、大手キャリアから変更したいけど、そのまま継続しているのもそんな心理が働いています。

中々行動に移せない方へのおすすめの方法があります。

下の方法ですと、手間が少なく、簡単に電力会社を見直しことができです。

電気料金比較サイトを利用すればだれでも簡単に選べる

比較しろと言われても、電力会社が乱立している昨今、自分に合った会社を選ぶのは至難の業です。

そんなときは、電気料金を比較できるサイトを利用するのが効率的な上に便利で簡単です。

郵便番号や、契約プラン、先月の電気料金などの必要な情報を入力するだけで該当の条件に合う電力会社を料金とプランごとにおすすめしてくれるので、知識がなくても簡単に適切な電力会社を選ぶことができます。

目星をつけたら、あとは直接電力会社に問い合わせしたりして、ほしい情報を得れば良いだけです。

何もせずに電気代が節約できることを考えたら、やっておいて損はしません。

電気代見直しNo.1サイト「エネチェンジ」が簡単で分かりやすいです。

電力切替後のデメリットは?

デメリットがないわけではありません。

いまの電力プランや家族構成などによっては逆に高くなる場合があります。

電力比較サイトで確認しましょう。

シマタケ
我が家は電力比較サイトで4社確認したところ、同等か逆に高くなりました。 田舎では厳しい結果となりました。

また、そんなに大きな影響はないと思われますが他にはデメリットが3つあります。

デメリット

・検針票が届かない
・契約期間に縛りがある
・クレジットカードにより支払い

電気の品質は大丈夫か?

経済産業省のホームページにもかかれていますが、電気を送るための送電線等は既設の電力会社のモノを利用するので、電気が停電する可能性(信頼性)や品質は変わりません。

これまでと同様に安心して使えます。

まとめ:電気代の節約するために

電気代削減今回は冬場の電気代の節約方法についてお伝えしてきましたが、様々な観点から節約への道が開かれていることがお分かりいただけたはずです。

高い高いと言うだけではなく、やれること、やるべき節約方法はすでにあるわけですから、しっかり行動に起こすことがなによりも重要になります。

特に、電力会社やプランの見直し、暖房器具の使い方などはすぐにでもできる対策になるので、まずはここから始めると良いでしょう。

シマタケ
少しでも参考になれば幸いです。
ありがとうございました。
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シマタケ

共働きの子育て会社員。工場で15年間働く電気エンジニア。多数の国家資格を取得。施設や工場で働く電気エンジニアが勉強できる、様々な悩みを解決できるサイトを目指しています。雑記記事も時々書きます。心理学を勉強中でメンタルケア心理士取得。

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