どのワイヤレスイヤホンを購入しようか迷っていませんか?
音楽を聴くとき、ゲームをするとき、最近はリモートワークなどオンライン会議や講習を利用する機会が増えたため、購入しようとしている方が多いと思います。
私もワイヤレスイヤホンを持っていますが、色々なメーカーから発売されているため、購入するときは迷いました。
価格が高いイヤホンを購入すれば間違いないのかもしれませんが、そこはお財布との相談ですよね。
今回は中国のElevoc社「Elevoc Clear」を手にする機会がありましたので、実際に使用した感想をレビューしていきます。
迷っている方の参考になれば幸いです。
ご提供
本記事は商品を提供いただき、レビューしています。
すぐにレビュー内容を知りたい方は他を飛ばして「レビュー:実際に使用した感想」からお読みください。
目次
外観・内容物
Elevoc Clearの見た目や付属品の写真になります。
固い箱に入っていて、中の作りもしっかりしています。
箱を開けると、中には以下の物が同梱されています。
内容物
・充電ケース
・イヤーピース(2形状×3サイズ、計7ペア)
・充電ケーブル(USB-C)
・イヤホン本体
・取扱説明書
イヤホンケースカバー
Elevoc Clearには専用のイヤホンケースカバーがあります。
カバーは牛革で作られており、長く使えば使うほど味が出るようにできています。
安っぽいケースと違ってかっこいい印象です。
充電ケーブルを探す手間が省けます。
Elevoc Clearの特徴
特許出願中の技術Vocplus™*搭載のノイズキャンセリングイヤホンです。
音声処理技術を研究してきたElevoc社の技術はパソコンやイヤホン、スマートフォンなどに利用されています。
有名ブランドに多数採用され、多くの商品に利用されている信頼性の高い技術だといえるでしょう。
Vocplus™*とは
・人間の聴覚の仕組みに似せて作られており、さまざまな環境で人の声を聞き分けてノイズを除去してくれる技術
驚きのノイズキャンセリング力
Elevoc Clearは雑音カットが最大約ー90dBという性能を持っており、外出先や大きな音がしている環境でも、外部からの音をしっかりカットしてくれます。
デシベル(dB)とは
音の大きさ(音圧)、電圧、電力などのレベルを表す単位
90dBとなると、音が極めてうるさい状態であり、会話をすることがほとんど不可能です。
具体的な例として、カラオケや地下鉄の構内、防犯ブザー、犬の鳴き声などです。
そんな場所でもElevoc Clearでしたらクリアな音で通話することが可能です。
ノイズキャンセリングの効果については購入サイトにてサンプルがありますので、ぜひ聞いてみてください。
また、私自身も実際に装着して確認してますので、「実際に使用した感想」をご覧ください。
IP54の防水・防塵性
完全防水ではありませんが、ジムやジョギングでたくさん汗を流しても大丈夫な仕様となっています。
運動をしながら使用したい方には必須な性能です。
IP54の数字の意味を知りかた方はこちらの記事をお読みください。
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防塵・防水の仕様に関するIPとは?数字の意味や身近な電気部品を解説!
続きを見る
3つのモードを搭載
他のイヤホンにもある機能のように、「Elevoc Clear」にも3種類のモードがあります。
使用するシーンに合わせて3つのモードを切り替えることでより快適に使用することができます。
・ANCモード
ANCとはアクティブノイズキャンセリングのことで、環境音に影響を受けることなく音を聞けます。
周りの音に左右されずに集中したい時はこのモードを選びましょう。
話しかけれてても相手の声が聞こえないです。
・外音取り込みモード
こちらは通勤中におすすめのモードです。
外部の音を360°取り込んでくれるので、降りる必要がある駅のアナウンスを聞き逃すこともありません。
・通常モード
上記のどちらの機能も不要なときは全てOFFにして普通のイヤホンとして使うことも可能です。
他のイヤホンと比較
注意ポイント
価格帯が異なるため、本来であれば同じ価格帯で比較すべきですが、何かと比較しないと良いか悪いか判断できませんので、比較していきます。
今回は私がよく使用しているゲオの「完全ワイヤレスANCイヤホン SWE-HT01BG」と比較していきます。
外観
Elevoc ClearのはAirPodsのようにステック型であり、ケースは丸みを帯びています。
Elevocの方がシルバーのラインが入っており、オシャレ感があります。
ケースの開閉のしやすさはゲオ SWE-HT01BGの方が良かったです。
充電仕様
Elevoc Clearはワイヤレス充電未対応であり、充電ケーブルを接続し充電します。
ゲオ SWE-HT01BGはワイヤレス充電対応でQi充電器に置くだけで充電できますし、充電ケーブルでも充電可能です。
イヤホン | イヤホンバッテリー | 充電ケースバッテリー | ケース充電時間 |
Elevoc Clear | 45mAh | 600mAh | 2時間 |
ゲオ SWE-HT01BG | 50mAh | 600mAh | 3時間 |
重量
左がElevoc Clear 10.5gで右がゲオのイヤホン11.5g ほとんど同じ重量でした。
重量に差がありませんので、耳につけても重さの違いは分かりません。
どちらかと言えば、形状による違いの装着感の方が気になるかもしれません。
価格
完全ワイヤレスイヤホンは3COINSなどで発売されている1000円〜数万円と幅広い価格帯となっています。
人気のあるAirPods(第3世代)は22,000円、Air Pods Proは30,000円前後です。
イヤホン | 価格(税込) |
Elevoc Clear | 10,800円(2020年2月現在 Makuakeにて) |
ゲオ SWE-HT01BG | 4,928円 |
実際に使用した感想
音声を聴いた感想
Elevoc Clearの方が高音から低音まで聞こえてくる音の領域が広く感じました。
バランスのとれた心地良いクリアな音が聞こえてきます。
イヤホン | 仕様 |
Elevoc Clear | 10mmダイナミックドライバー |
ゲオ SWE-HT01BG | 7mmダイナミックドライバー |
ダイナミックドライバー
音の信号を振動版に伝え、音を出力する仕組みのこと
通話した感想
Elevoc Clearの注目すべき点は通話性能です。
Elevoc ClearはVocplus™*と骨伝導センサー、3つのマイクを使って人の声と環境音を正確に判別するようになっていますので、周りの雑音を完全にシャットアウトして聞きたい音のみ聞こえ、伝えたい音のみ伝えることが可能です。
今回は試しに家族に協力してもらい、自宅の1Fと2Fに分かれてスマホで通話してみました。
私はテレビ真横のスピーカー部分の近くから2種類のイヤホンをそれぞれ装着しての通話です。
ゲオ SWE-HT01BG
「何の音か分からないけど、私の声の他にも何か音が聞こえてくる」と言われました。
Elevoc Clear
テレビから音が発生してますが、「私の声しか聞こえなかった」と言われました。
完全にゼロではありませんが、自分が話すときもテレビの音は気になりませんでした。
相手の声が聞こえやすかったです。
子供がいて騒がしいリビングでのオンライン会議も大丈夫ですね。
まとめ:Elevoc Clear
今回の記事ではワイヤレスイヤホン「Elevoc Clear」をレビューいたしました。
まとめ
・ElevocClearはこちらからの音声も環境音をキャンセルしてくれる
・3つのモードで状況に合った使用が可能
・防水防塵性能IP54
・充電はUSB-C、ワイアレス充電は未対応
コロナウイルスの影響でリモートワークでZoomやTeamsなどのツールを利用したオンライン会議や講習でのやりとりは増えているので、場所を選ばずに会議などを行えるElevoc Clearは非常に時代に合ったものだと言えます。
リモートワークにももちろん有用ですし、普段使いのイヤホンとしての性能も申し分ないです。
用途を選ばず使えるのであまり会議などに参加する予定のない人にもおススメできるイヤホンでした。
金額面でもAppleのAirPods、AirPods Proよりも安く購入できますので、まだ持っていない方、新しいものと変えたい方はぜひ、サイトで確認してみてください。