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直したい方必見!グラグラしている壁コンセントを直す方法

投稿日:2019年2月25日 更新日:

グラグラコンセント補修

家や会社の壁コンセント、グラグラしていて困ってませんか?

この記事はそんな悩みを解決するための記事となっています。

私の経験としてグラグラしているコンセントを直す機会が結構ありましたので、今回はグラグラしている壁コンセントを直す方法をお伝えします。

電気屋さんに修理依頼をしようと思っている人、ちょっと待ってください。

修理依頼するとお金がかかるので勿体ないですよ。

資格が必要ない範囲で直すことができるかもしれません。

電気屋さんに修理依頼する前にぜひ、ご確認ください。

この記事で分かること

  • 壁コンセントがグラグラする原因
  • 壁コンセントのグラグラを直す方法

注意点

DIYでの修理ですので、修理の責任はすべて自分にあるということにご留意ください。

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コンセントがグラグラする原因

コンセント直す方法-タイトル

コンセントのグラつきを何度か直した経験がありますが、原因として下記2つのうちのどちらかです。

原因

[1]コンセントの取付枠と壁裏にあるボックスを接続しているネジが緩くなっている。

[2]コンセントを収容しているボックスの固定しているネジが緩くなった。又はネジがない。

 

下の図はコンセントが取り付けられている壁を横から見たイメージです。

壁コンセント断面図

特に[1]のコンセント取付枠と壁裏にあるボックスを接続しているネジが緩くなっていることが多いです。

コンセント緩い箇所

コンセントが緩くなる要因として、経年変化や振動などでネジが緩む、業者のネジ締め付け不足や最初から固定していない等が要因として挙げられます。

壁裏にあるボックスですが、増設したり、手抜き工事の場合は壁裏にボックスが取り付けられていない場合があります。

そのときは電気屋にご相談ください。

壁裏のボックスはのぞき込むと見えます。

まずは[1]のコンセント取付枠と壁裏ボックスとのネジが緩い場合の対応方法をご紹介していきます。

つぎに[2]の対処方法について、ご紹介します。

[2]のコンセントボックスを固定しているネジが緩い、ない状態を直したい場合は安全のため、ブレーカを落として作業することを推奨します。

必要な工具

プラスとマイナスドライバー

必要工具は「プラスドライバー」と「マイナスドライバー」の2つです。

マイナスドライバーは化粧プレートを外す時に使用しますが、手で外すことも可能ですのでなくても大丈夫です。

グラグラしているコンセントを直す方法[1]

では直す方法を説明していきます。

step
1
コンセントの化粧プレート(カバー)を外す

まずはコンセントの化粧プレート(カバー)を外します。

コンセントプレート

化粧プレート(カバー)はコンセント下の凹んでいる部分にマイナスドライバーを差し込んで取り外します。

コンセント凹み拡大

マイナスドライバーで外す時は、強い力で無理やり外さないように気を付けましょう。

無理やり外すとプレートが割れる場合があります。

コンセントプレート取り外し

パキパキという音がしますが、大丈夫です。

化粧プレートを外します。

外すと下の写真のような姿になります。

コンセントプレート枠見えない部分ではありますが、傷が気になる方はマイナスドライバーの先端にティッシュペーパーを被せて取り外すと良いです。

step
2
プレート枠を外す

プラスドライバーを使用し、2つのネジを緩めて、プレート枠を外します。

プレート枠は外さなくても問題ないかもしれませんが、私は取り外すことを推奨します。

理由としてはコンセントとボックスを締め付けすぎた時にプレートが変形したり、割れたりしないようにです。

コンセント内側プレート

プレート枠を外すと下のような姿になります。

コンセント取付枠

注意

プレート枠のネジサイズが小さい為、ドライバーを使用するときはネジ穴を傷めないように気を付けましょう!

step
3
コンセント取付枠とボックス間のネジを締める

コンセント取付枠とボックス間のネジ2つが緩んでいないか確認します。

緩んでいる場合はネジ2つを締めます。

コンセント取付枠

ネジが緩んでいない場合


壁裏のボックスが固定されていない可能性が十分にあります。

そんな時はもう一つの直し方[2]をお試しください。

step
4
外したプレートを元に戻す

プレート枠、化粧プレートを元に戻して作業終了です。

 

参考:他のコンセントプレートの外し方

年式が古い場合やコンセントの種類によっては凹みがないコンセントがあります。 その場合は下の手順で外してください。

凹みがない場合のコンセントプレートの外し方

化粧プレートとプレート枠の隙間にマイナスドライバーを差し込むか、爪を入れてプレートを外します。

コンセントプレート外し

無理やり引っ張らないように気を付けましょう。

手でプレート外す

上下のネジで取り付けてあるコンセントプレートの外し方

上下にネジがついているプレートもあります。

会社や工場ではこのタイプが多いかもしれません。

古いコンセント

このタイプは上下のネジを緩めるとプレートを外すことができます。

昔のコンセントの場合はマイナスドライバーでネジを緩めます。

 

グラグラしているコンセントを直す方法[2]

直す方法[1]の対処方法で解決できなかった場合はボックスの固定が不十分であると考えられます。

家庭用の壁コンセントを例に説明します。

step
1
電源をOFF

安全のため、該当するコンセントのブレーカをOFFにします。家庭配電盤

ボックスを固定しているネジの締め具合を確認する際にコンセントをボックスから引き抜きます。

このときに万が一、線が取れても事故が起こらないようにブレーカーをOFFにしておきます。

配電盤ブレーカ

1階リビングのコンセントであれば、ブレーカの名称が「1階コンセント」や「1階リビング」など記載されていると思います。

step
2
電源の確認

テスターを持っている方はテスターで確認します。

持っていない方は扇風機、掃除機、空気清浄機などコンセントで動く電化製品で確認します。

電化製品で確認する

プラグさす

掃除機、空気清浄機などコンセントにプラグをさして動く電化製品であれば何でも良いです。

グラグラするコンセントにプラグをさして、電化製品が動かないことを確認します。

 テスターで確認する

テスターの使い方14

テスターの測定レンジを「交流の電圧測定」にし、グラグラするコンセントにテスターのプローブを差し込みます。

電圧が0Vであることを確認します。

テスター使い方に自信がない方は「電気屋が伝授!テスターの使い方を図で分かりやすく説明」で確認してください。

step
3
コンセントの化粧プレート(カバー)を外す

電源がOFFになったのを確認した後に、コンセントの化粧プレート(カバー)を外します。

コンセントプレート

化粧プレート(カバー)はコンセント下の凹んでいる部分にマイナスドライバーを差し込んで取り外します。

コンセントを下から見ると、このような凹んでいる部分があります。ここにマイナスドライバーを差し込みます。

コンセント凹み拡大

マイナスドライバーで外す時は、強い力で無理やり外さないように気を付けましょう。

無理やり外すとプレートが割れる場合があります。

コンセントプレート取り外し

見えない部分ではありますが、傷が気になる方はマイナスドライバーの先端にティッシュペーパーを被せて取り外すと良いと思います。

外すと下の写真のような姿になります。

コンセントプレート枠

コンセントの種類によっては凹みがないコンセントがあります。

凹みがないコンセントプレートの外し方は上部の参考部分をご覧ください。

step
4
プレート枠を外す

プラスドライバーを使用し、2つのネジを緩めて、プレート枠を外します。

コンセント内側プレート

プレート枠を外すと下のような姿になります。

コンセント取付枠

step
5
コンセント取付枠とボックス間のネジを外す

プラスドライバーでコンセント取付枠とボックス間のネジ2つを外します。

コンセント取付枠

step
6
コンセントを手前に引き抜く

コンセントを手前に引き抜きます。

コンセント引き出す

コンセントに接続されている電線が結構固いので手前に引く抜くときに抵抗を感じるかもしれません。

電線をつけたまま引き抜いてください。

注意

今回の作業では行いませんが、電線をコンセントから取り外すには電気工事士の資格がないといけません。

step
7
ボックスを固定しているネジを確認

コンセントを引く抜くと壁裏のボックスと固定しているネジが見えます。

写真の場合ではネジは右側にありますが、左の場合もあります。

コンセントボックス

ボックスを固定しているネジを確認します。

ボックス緩み確認

緩い場合は下記3つのうち、適宜選択してください。

・ネジを締めなおす
・ネジの場所をずらして固定
・ネジを追加し、固定

ネジを締めなおすだけでは時間が経つとネジが再び緩んでくるかもしれません。

1度ネジを締めなおして、再度グラついてきた場合はネジの場所をずらして固定してみてください。

 

step
8
取り外した部品を元に戻す

逆の手順で取付枠、プレート枠、化粧プレートを元に戻します。

壁コンセント

step
9
ブレーカーをON

最初にOFFにしたブレーカーをONにします。

配電盤ブレーカ-オン

以上で終了となります。

シマタケ
この記事でグラグラしたコンセントが直ると嬉しいです。
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シマタケ

共働きの子育て会社員。工場で15年間働く電気エンジニア。多数の国家資格を取得。施設、工場で働く電気エンジニアが勉強できる、悩みを解決できるサイトを目指しています。子育てや雑記記事も時々書きます。

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