シマタケ(@shimatake_117)です。
あなたは転職にどのようなイメージを持っていますか?
会社でトラブルを起こしてしまったから、いくら働いても仕事ができないから、職場に馴染めないからなど、転職にマイナスイメージを抱いているのではないでしょうか。
実は、その考え方こそがマイナスにしかなっておらず、あなた自身の選択肢を狭めているのです。
転職こそ自分を成長させるためのステップアップだと考えて、前向きに捉えることはとても重要です。
今回は、転職におけるメリットやデメリット、転職に失敗しないためのコツなど、わたし自身の転職経験から紐解いてお伝えしていきます。
ちなみに、わたしは転職をして良かったと思っており、メリットの方が勝っているとすら感じました。
この記事では
- 転職活動に対する考え方
- 転職活動のメリット、デメリットについて
- 転職に失敗しないためのコツ
を紹介していきます。
転職をチャンスと考える
現在の40、50代より上の世代の考えでは、転職というのは良いイメージではなく、マイナスイメージを持っていることが多いです。
なぜ、年配の方がそのような価値観になっているのかといえば、一昔前は現代のような実力主義の世界ではなく、「年功序列の社会」であったことが大きな要因だと言えます。
「会社を辞める=自分に問題があったから責任を取って辞めなければならない」という認識があるわけです。
高校や大学を卒業して就職したら、定年退職するまでその会社で働き続ける。
それが一昔前の日本人の「理想」でした。
わたしの親も「一度就職した会社には最後まで残るべき」という考えで、実際に、猛反対を受けました。
ただ、そういった考えはやや前時代的と言わざるを得なく、あらゆる分野で優秀な人材が活躍している現代においては、せっかくの人材を縛り付ける悪習でしかありません。
以前は、転職は30才や35才までと言われていましたが、最近ではそんなこともなく、私の周りでも転職している人は沢山います。
わたしも含め、彼らを見て思うのは、「働く環境」や「給与」「仕事の内容」「スキルアップ」などを考慮し、ステップアップの為に転職することがとても多くなってきているのを強く感じます。
転職をステップアップのチャンスと考え、将来の自分にどのようなメリットがあるのかをしっかりと判断することこそが、「上手な転職」をするうえで重要なファクターとなるのです。
転職がもたらす人生を幸せにする5つのメリット
なにやら耳障りの良い言葉ばかりここまで出てきましたが、、実際に転職した場合、あなたにはどのようなメリットがあるのかが問題ですよね。
わたしの実体験から紐解くと、主にこれから紹介する5つのメリットが感じられました。
転職のメリット
- スキルアップのチャンスが増えた
- 職場が変わったことでやる気に満ち溢れた
- より自分にぴったりの会社を見つけられた
- 職場が近場になって時間を有効活用できるようになった
- 新しい出会いがあって仕事に行くのが楽しくなった
それぞれ深堀してお話しします。
1.自分のスキルを伸ばすチャンスがある
自分のスキルが伸びる見込みのないコピー取りや、掃除などの雑務ばかりさせられる職場では、自分のスキルをアップさせることはできません。
あなたが得意とする、計算や書類作成、データ分析、設計、開発などに携わり、スキルアップさせてもらえる会社に転職した方が、多くのチャンスを掴めることになります。
特に、外資系の職場では、社員一人一人の能力を伸ばし、スキルアップのチャンスを与えてくれることも多いので、自分をよりブラッシュアップできる可能性がとても高いです。
スキルアップがもたらす成果はすさまじく、単純に「できるやつ」と「できないやつ」に区分される判断材料にもなるため、収入が2倍、3倍になることも考えられます。
2.新しい職場の環境はやる気がアップする
何もかもが新しい職場の環境は、単純にやる気がアップします。
いつまでも同じ職場では刺激もなく、ダラダラと過ごすことが多くなりがちです。
頑張っても給料が上がらない、出世もしない、それでいていつもと変わり映えがしないのでは、仕事に対する意欲がなくなるのは当然のことです。
それに比べて、新しい職場ともなれば、自ら率先して自分に合う仕事を見つけ、頑張って働いてみようと気持ちにもなるので、これだけでも転職には大きなメリットがあります。
新環境になることで新しい職場の人達と頑張ってみたい、そして、認められる社員になりたいと、以前よりも仕事がはかどります。
意識が
3.より自分が希望する会社を見つけられるチャンス!
転職の最大のメリットは、自分が希望する会社を見つけられるチャンスを掴むことにあります。
完全週休二日、有給休暇が多い、ボーナスが多い、女性社員が働きやすい環境が整っている、待遇が今の会社よりもいいなど、転
職はより良い環境が開かれる可能性に満ち溢れています。
今の会社の待遇に不満を抱いて働くよりも、スパッと辞めて、厚遇してくれる会社を見つけて転職する方が集中して仕事をこなせたり、まわりに認められる質のいい仕事ができるようになります。
転職した結果、業界は変わりましたが職種はそのままで年収が増えました。
4.家から通いやすい職場に転職できるチャンス!
家から職場が遠い場合、朝早くに起き、弁当を作り、何時間もかけて会社に通勤することになりますが、はっきり言って無駄でしかありません。
早起きする時間を睡眠に当てたり、読書したりして有効活用した方が、どう考えたってビジネスマンとして成功するに決まっています。
時間は有限であり、財産でもあるので、家から近い会社に転職できれば有意義に使うことにもつながります。
ただ、遠い職場でもすべてが悪いわけではありません。
電車通勤なら移動中はスマホや本を見ることもできますし、社員食堂がある会社であれば、朝早くに起きて弁当を作らなくてもランチは食堂で安くて暖かいご飯を食べることができます。
これが車通勤などで時間を有意義に使えないのであれば、やはり近場で職場を探すことも視野に入れておくべきです。
体力の落ちる50代以上になった時のことを考えて、家から近い会社にして通いやすくしておけるのは転職ならではのメリットと言えます。
車の運転時間が短いので、体力的にも心にも余裕があります。
通勤時間が短いのは良いと思います。
5.新しい出会いが生まれることがある
働いてる職場は年上で中年のおじさんやおばさんばかりということもあるでしょう。
どこか話が合わないということはありませんか?
ですが、転職する会社には20代から30代の若い社員ばかり。
そんな会社なら、毎日通勤すること自体が楽しくなり、大変な仕事でも頑張ってやろうとの気持ちになるでしょう。
また、若い人の職場は活気に満ち溢れ、楽しく、前向きに働こうとの意欲となり、仕事をすることが楽しく感じられるようになります。
同年代の社員ばかりであれば仕事でつまずいても気軽に話しかけ、アドバイスを貰うこともできるでしょう。
楽しく会話ができたり、アフターも気軽に食事に誘えるなどして、友人作りも楽しめるのが転職のメリットでもあります。
忘れてはならない転職のデメリット
まるで良いことづくめのように見える転職ですが、実はそうとも言い切れない部分があります。
そう、転職にはデメリットがあるのです。
かならずしもプラス方向に動くとも言えず、置かれている環境によってやはりマイナスになることも充分に考えられます。
転職に失敗する可能性がある
あなたが転職に対してもっとも不安に感じていることは、「そもそも転職できるのか?」ではないでしょうか。
特別なスキルや知識があるならまだしも、一介のサラリーマン風情が新天地を求めて上手くいくのだろうか。
この手の不安は、だれもが一度は経験するものです。
しかし、そんなことは杞憂であり、あなたという人材を求めている企業はまだまだたくさんあります。
とくに人材不足が叫ばれて久しい日本では、引く手あまたのマーケットと化しているため、優秀な人材が流れてくるのを今か今かと持っている大企業も少なくありません。
この流れは確実に今後も続くので、うじうじ悩んでいるくらいなら、時代の流れに身を任してしまった方がチャンスは広がります。
今まで積み上げた地位がなくなる
在籍10年や20年ともなると、それなりに会社内での地位が築き上げられているはずです。
課長や係長、部長などの役職に就いている人も中にはいるでしょう。
そんなあなたも、転職してしまえばすべてが無に消えます。
せっかく何十年もかけて自分の居場所を作ったのに、またゼロからの再スタートです。
これは大きなデメリット・・・と言いたいところですが、考え方が逆です。
たしかにデメリットなのは間違いありませんが、なにかしらの不満があって転職を考えているわけですから、そこにぶら下がっていても先が見えなかったり、あなたにとってプラスになるようなことはほぼありません。
その点、新しい環境であればモチベーションがまるで違いますから、もっと上を目指そうと自然にがんばれます。
以前に役職クラスまで昇進できていたなら、同じか、それ以上を狙うだけの能力をあなた持ち合わせているので、決して自分自身を過小評価せず、どんどん売り込んでいけば、突き抜ける可能性は高いです。
収入が減ってしまうこともある
場合によっては、収入が減ってしまうこともあります。
たとえば、前述の役職者から平社員になったとき、まったく未経験の職に転職したとき、会社の給料バランスなど、望んだ収入を得るのはむずかしいかもしれません。
さらに、時期によっては前職のボーナスがもらえなかったり、年金の受給額が少なくなることも考えられます。
しかし、転職した直後は給料が減少したとしても、生涯年収が逆に高くなる可能性もゼロではありません。
どういうことかと言うと、転職にはたくさんのチャンスがあるとメリットの時点でお話ししたとおり、良い職場に巡り合えれば、スタートは低くても収入を伸ばせる場面はいくらでもでてきます。
昇進はもちろんのこと、仕事の出来を評価してもらうことで、以前の年収に負けないか、それ以上に膨らませることも充分に可能です。
人事担当からあまりよく思われないことがある
冒頭でもお伝えしたとおり、転職を重ねると、40代や50代といった年齢層からマイナス評価を受けることがあります。
「入社したのなら、骨をうずめる覚悟でやれ!」
これが関係のない方の考えや発言であれば、とくに気にする必要もありませんが、転職希望先の人事担当がこのような古い考えであった場合は障壁となります。
とはいえ、そういった考えを持っている人間を人事担当に置いている時点で会社の底が見えているので、不採用なら不採用でかまいません。
もっと柔軟な思考を持っている企業に転職希望した方が、あなたの人生は豊かになるはずです。
失敗しないための転職の5つのコツ
どうせ転職するなら、だれだってより失敗はしたくありませんよね。
そこで、最後に失敗しないための転職のコツを5つお伝えしておきます。
安易な考えで転職してしまうと、「前の会社の方がまだ良かった・・・」となりかねません。
人生を大きく左右する一大イベントであることをしっかり意識して、念入りに事前準備をすることで、失敗のない転職が実現します。
1.就業条件はかならずチェックしておく
希望の企業が見つかったら、まずは真っ先に就業条件を穴が開くほどチェックしてください。
そこであなたの要望と合致しない条件があれば、やめておいた方が無難です。
というのも、ここで差異があると、そのまま入社した時点で「あれ?なんか違う?」と違和感を覚えることになり、結局また転職を考えることになってしまいます。
そうならないためにも、かならず事前に確認しておきましょう。
2.できるだけ事前に企業情報をリサーチしておく
就業条件と同様に、企業情報も事前に徹底的にリサーチしておいください。
口コミや評判、わかるのであれば実際に働いていた人の意見など、知ることができる情報はなんでもかき集めておきましょう。
そうすることで、入社前に雰囲気を知ることができるので、より鮮明にイメージがつかめる上に、ブラックかホワイトかの見わけも付きやすくなります。
ネガティブな意見が多いので、もう少しポジティブな意見も分かれば良いと思いました。
3.絶対に譲れない条件を自分の中で作っておく
週休二日や就業時間、業務内容など、あなたの中にある絶対に譲れない条件があれば、妥協はしないでください。
その譲れない条件こそが、転職のきっかけになった大元であることが多いので、ここを妥協してしまうのは非常に危険です。
折れない柱として、かならず心の中に立てておきましょう。
4.転職先に従事している姿を想像してみる
希望の企業が決まったら、実際に自分が働いている姿を想像してみてください。
あらかじめ実践的なイメージをしておくことで、脳と体を一致させ、スムーズに新しい業務に入れる効果が見込めます。
言わばイメトレのようなもので、これをやるのとやらないのでは初速に大きな差が出るので、ぜひ試してみてください。
5.転職のプロの手を借りる
どうしても失敗が怖くて自分の力では転職がむずかしい場合は、転職エージェントの力を借りるのもおすすめです。
彼らはその道のプロなので、豊富な経験と情報量、知識でより確実な転職を促してくれます。
中でもハイクラス向けに展開している「キャリアカーバー」は、あのリクルートグループということもあり、最近注目を浴びるようになってきました。
より良い職場で働きたい、もっと収入を増やしたい、上場企業でレベルの高い仕事がしたいなどの要望があるなら、登録する価値は充分にあります。
1人で就職活動するより段取りが全然楽だったと言ってました。
まとめ
いつまでも同じ会社で不満を持ちながら働いていては「やる気」もでずに、あなたにとってもプラスになる部分が少ないです。
そんな環境にはさっさと見切りをつけ、より良い職場を求めて転職してしまった方が新鮮な気持ちでリスタートすることができます。
転職には多くのメリットがあり、それと同時にそこからまた頑張って働いてみようと思うようになります。
自分の能力を見出し、引き伸ばしてくれる会社を選んで転職することで、スキルアップにもつながり、仕事も楽しくできるようになることが多いです。
たしかに、転職にはマイナスな部分もあります。
しかし、わたし自身の体験や、周りの同僚たちからの意見を聞く限りは、逆にプラスになった、仕事に対して意欲がもてるようになったなど、良いことづくめでした。
現状を変えたい方は、ぜひ一度検討してみてください。
本記事が、少しでもあなたのお悩みの解決策になれば幸いです。
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